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メタボリックシンドロームとは
メタボイラスト

糖尿病などの 『生活習慣病』 は、それぞれの病気が別々に進行するのではなく、おなかのまわりの内臓に脂肪が蓄積した 『内臓脂肪型肥満』 が大きくかかわるものであることがわかってきました。
内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態を、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といいます。
内臓脂肪が過剰にたまっていると、糖尿病・高血圧症・高脂血症といった 『生活習慣病』 を併発しやすくなってしまうのです。
しかも、『血糖値がちょっと高め』『血圧がちょっと高め』といった、まだ病気とは診断されない予備群でも、併発することで、動脈硬化が急速に進行します。

メタボリックシンドロームの危険性

日本人の三大死因は、がん、心臓病、脳卒中ですが、そのうち心臓病と脳卒中は、動脈硬化が要因となる病気です。
メタボリックシンドロームになると、糖尿病、高血圧症、高脂血症の一歩手前の段階でも、これらが 『内臓脂肪型肥満』 をベースに複数重なることによって、動脈硬化を進行させ、ひいては心臓病や脳卒中といった命にかかわる病気を急速に招きます。

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中高年の男性の2人に1人がメタボリックシンドロームか予備群の危険

平成16年の国民健康・栄養調査によると、メタボリックシンドロームが強く疑われる人と予備群と考えられる人を合わせた割合は、男女とも40歳以上で高く、特に中高年の男性で高くなっています。
40〜74歳で見ると、メタボリックシンドロームが強く疑われる人は約940万人、メタボリックシンドローム予備群と考えられる人(内臓脂肪型肥満に加え、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか1つが該当する人)は約1,020万人で、あわせて約1,960万人と推計されています。
40〜74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシンドロームが強く疑われるか予備群と考えられています。

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