あさり研究会の活動 

網袋による試験養殖活動



 天然採苗用の網袋を作ります。
 一袋当たり10kgを目安に基質となる貝殻や
 砂利を入れていきます。

 材料と道具は以下の通り。
 ・網袋(大根ネット)
  ※サイズは60cm×60cm 網目4mm
 ・基質(貝殻と砂利)
 ・穴空きバケツ(袋詰めが楽になります)
  ※底板を外すので以後使い物になりません。
 ・スコップ
  ※疲れるので本数が多いほうが良い。

 その他に用意する物
 ・チームワーク
 ・15分おきの休憩と冷たいお茶
 ・湿布(2日後くらいに使います)











 会員12名で1,300袋を作りました。


網袋投入



 
 運搬用の袋には採苗網袋が50個(約500kg)
 入っています。












 潮汐を見て満潮時に船で運搬します。
 ※船着き場まではユニック車で運びました。











 投入地点には予め目印をつけてあります。
 (海面に浮いている白い物)
 投入場所の水深は2〜2.3mで干潮時には灌出
 します。





網袋を並べる



No Phot



 試験養殖場は1区画(10m×50m)を会員分
 区割りしました。
 投入した網袋を1区画に100個を並べます。
 







垂下式養殖試験

 今年度は網袋式養殖の他に垂下式の試験養殖を
 実施します。
 成長を確認するためあさりのサイズごとにカゴ
 投入します。
 また、試験的に設置場所を推進の深い場所と浅
 い場所の2か所に設置します。
 成長の具合は後日報告します。




 2つのフロートをFRPの柱でつなぎあさりの
 入った篭をぶら下げます。










 黒く四角いものがカゴです。
 ※左の写真は浅場。