今年に入りすぐに塩竃神社責任役員をはじめ宮司本務である船魂神社の外郭団体「船魂会」の協力を得、数度に渡り奉賛会に関する準備会の席を設ける。2月23日の奉賛会準備会において、船魂会の副会長であられる山下政廣氏（現山下司法書士事務所所長）に奉賛会の会長を要請し、引き受けて下さることとなった。また予め「実行委員」を三十社程選定しご理解・ご協力を頂く。こうして平成14年５月８日（水）午後６時、船魂神社参集殿に於いて、町内会長・通り会会長をはじめ呼びかけに応じ賛同頂いた２４名の御出席者のもと、塩竃神社奉賛会「塩竃神社御社殿改築実行委員会」の発足式が執り行われた。
まず、宮田宮司より「現在の御社殿は老朽化が著しく、十数年前より御造営計画の
議題はなされていたが頓挫したままであった。今回、責任役員をはじめ氏子崇敬者、また地元町内会等の綿密な話し合いにより、ようやく改築実現に向けて動き出したようである。ご支援・ご協力の程宜しくお願いします」。と挨拶を述べる。次に奉賛会会長に就任された山下政廣氏より、「この御造営事業に先立ち、奉賛会を発足させました。後世に残し、次の世代へ引き継いで行くべく、この主旨をご理解頂き皆様方のご支援、ご協力をお願い致します」。との御挨拶を賜る。
次に御社殿の設計を担当する比良建築設計事務所の新名義孝氏より、「塩竃神社の境内は非常に狭く、また周域は近隣商業地域に属するため社殿の美観・厳粛さを損なわないように、また崇敬者に充分な参拝を配慮し有効利用をはかるべく階段を設け御本殿は上段に持ってきます」等、改築概要の説明がなされる。引き続き、宮田禰宜より（１）奉賛会会則承認について、（２）役員選任の件、（３）事業計画・予算（案）承認の件についての説明がなされる。議事に移り、出席者の同意を得る。
また奉賛会役員については下記の通り決定する。