大野岳

大野岳

茶寿の山「大野岳」 大野岳は山頂付近まで車で登れる手軽な山で、山頂のしろろ展望台からは、九州南端を360度の大パノラマで一望できます。 九州最大の湖「池田湖」、薩摩富士と称される「開聞岳」、芋畑・お茶畑が広がる雄大な南薩大地。さらに、本土最南端の佐多岬や、遠く屋久島を望むこともでき、まさに絶景スポット!
季節ごとに変わる自然と風景は、何度訪れても飽きさせない魅力を持っています。

茶寿階段と茶柱

茶寿階段 108歳を祝う茶寿と言う言葉にちなみ設置された、山頂へ続く108段の階段です。階段の途中には二十歳、還暦、喜寿、米寿などの表示や、志学・不惑など論語のプレートも設置されています。それぞれの人生への思いを抱きながら、健康・長寿を祈願しつつ、ゆっくりお上がりください。

茶寿階段

茶柱 茶寿階段を上がりついた所に立つ「茶柱」。昔から「茶柱が立つと縁起がいい」と言われています。上部に大野岳を模した茶柱をなでて吉兆祈願を。

茶柱

しろろ山頂展望台

しろろ山頂展望台 大野岳が誇る360度の大パノラマは、山頂にある「しろろ展望台」から望めます。東西南北で趣向の異なる変化に富んだ眺望をご堪能ください。「しろろ」とは大野岳の標高466mから名付けられたものです。山頂までは駐車場から歩いて約5分です。
「オールえい's山頂での夕日」はこちらから

しろろ山頂展望台

大野岳

大野嶽神社

大野嶽神社 創建年不詳。1297年に権現堂槌鐘建立の記載が残っていることから、それ以前の建立とされます。大野嶽神社で代々続く秋の例大祭は、相撲大会も開催されるなど地域を代表する賑やかな行事です。また、春には、お茶農家が一斉に会した新茶祭も行われるなど、地域とのつながりの深い神社です。

大野嶽神社

大野嶽神社では、参拝の際に108円(茶寿の108歳)または年齢の数だけのお賽銭をお供えすると、健康・長寿のご利益があるとされています。「年齢のサバを読まないで」という、ユニークな参拝方式が最近話題になっています。

大野嶽神社

不屈の仁王像

不屈の仁王像 300年以上前に建立された仁王像は、南九州市の指定文化財。廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の迫害に耐えて、奇跡的に原形をとどめた不屈の仁王像。
自分の身体の治したい所・良くしたい所を、やさしく触るとご利益があるとされています。

不屈の仁王像

大野岳の詩

大野岳の詩 詩人の岡田哲也さんが初めて大野岳を訪れた時、人と自然が織りなす景色の素晴らしさに感動して、詩を書いてくださいました。山頂展望台でこの詩を読むと、ぐっと胸に迫るものがあります。茶寿会が使用することを快く承諾してくださいましたので、ここでご紹介させていただきます。岡田さん、ありがとうございます。

大野岳  岡田哲也氏

大野岳の詩