障害がある方や、それに類する方々が意思疎通をするために文字盤を使うことがあります。
大抵の場合はアクリル板などに五十音表を書いて、介助者がそれを指さしたり、視線を追ったりすることで意思疎通をします。
パソコンでも使える文字盤はあるのですが、意外と高価だったり、専用のPCが必要だったりと手間がかかります。
「でじもじ」は一般的に使われているWindowsが入っているPCを文字盤として使えないか、という考えで作成した文字盤ソフトです。
起動時の画面です。
一画面に20の単語を登録することができます。
ただそれだけでは少ないので……
各ボタンにまた20個ずつの単語を割り当てることができます。
従って最大20*20=400の単語を割り当てることができます。
日常生活であればほぼ十分と言える量だと考えています。
初期画面にある「どうする?」と書いてある部分をクリックすると出てくる画面です。
それぞれを少し説明します。
まとめてになりますが、こちらは管理者用の設定画面です。
ある程度の設定ができるようにしています。
基本設定では動作に関すること。
色設定ではボタンに関すること。
SofTalkでは音声読み上げに関すること(音声読み上げについてはSofTalkを利用しています)。
それぞれをタブに分けて設定することができます。
設定については、利用者ごとにファイルを作成することができます。
1台のPCで複数の方で使える。また別のPCに移行しても同じ環境で利用が継続できます。
現在設定・ボタンデータについては絶対パス指定になっていますので、相対パスに出来ないか考え中です。
ボタンデータはcsvで保存します。
少し形式が複雑ですが、表計算ソフトで作成することもできます。
ちょっとした編集だけであればこちらで編集することができます。
見にくいですが、「\e」というのは改行コードになっています。元ネタは…分かる人は分かりますね。