さださんのコンサートの催される津和野体育館です。この日を迎えるための
何ヶ月も前からのこの街の人々のご準備ご苦労が忍ばれます。



まだまだ開場までには時間があるので体育館裏手の津和野川のほとりを散策しました。

やるせない

想いをそっと

ゆびさきに

託してひとり

シャッターを押す




お社は

彼岸のお花

渡れない

二人を繋ぐ

橋のない川




渡れるよ

心に華の

咲いたなら

彼岸此岸の

瞬間(とき)をも越えて







こっちだよ

あなたの声に

ふり向けば

二人を結ぶ

百万羽の蝶




傘さして

うつむいてるのに

何故あなた

それがわたしと

わかるのかしら




炎より

熱く激しく

我が肌は

業の限りに

あなたへ溶ける




今夜のお宿「幸楽」です。



女の一人旅では旅館の丁寧なおもてなしは少々気が重かったのですが、
なんだか私の他にはこの階に泊り客はなくまるで離れみたいな気分で
ほんとうにリラックスできました。



お部屋に入るとさださんがトークで話されてた津和野名物
「源氏巻」のおもてなしをいただきました。



なんと夕食はお部屋まで運んでくださってとってもリラックスしていただけたのですよ!



「幸楽」というこのお店の屋号と同じ津和野のお酒でカンパ〜イ



私のお部屋「しらさぎ」の窓からなんとその前日さださんがお泊りになられたという
「わた屋」さんがこんなに近くに、ちょっと手を伸ばせば届きそうな距離に。
まるでロミオとジュリエットになった気分です。

わた幸の一夜違いの甘い夜

この日の明け方近く怪奇現象が起こったのですよ。父の形見の赤い腕時計
旅先で電池切れにならないようにわざわざ交換までして出かけたのになんと
15分間だけ止まったのです。その後はもう元通り動き出してなんともないんですよ。
ちょっと不気味と思いません(^^;)?でも今、ハッとその意味わかりました。
掌の中のまあるいやわらかいふたりじかんだったのですね。

逢いたいと

強い願いは

時を止め

遙か流れる

二人時間




次の日の朝食で〜す!



ほんとうに「わた屋」さんは「幸楽」から歩いてすぐの距離にありました。










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