義母のお姉さんの病気見舞いをするため家族みんなで加世田の小湊という
義母の故郷へ行ってきました!鹿児島市から南へ一時間ほどのドライブです。
道中義母は懐かしい景色を眺めながらいろんなことを話してくれました。
加世田の女学校へ通うのに小湊から片道8キロの道のりを毎日徒歩で
通ったそうです(往復16キロ@@)!「ここから近道をしたのよ、遊びながら!」
と少女のようにほんとうに楽しそうに話してくださいました。でも戦争中は
その通学路もとても怖かった、って。途中の万世という町に特攻隊の基地が
あったそうです。お義母さんたちも学徒動員として女子は塩造りに励まれたとか。

車窓の景色、もう稲穂が黄金色に輝いていたのにはほんとうにびっくりしました!



村に着いたらまずはお墓参りです。と、言ってもここではお墓と人家は
まるで一体のようです。毎日仕事に行く前にお参りするのが日課だとか。
それがあたりまえのように、村の人々みんな神様の隣で暮しているのです。






お墓のすぐ横の小学校です。



なんて長閑なんでしょうね(^^)



だからこの大きな木にお墓も小学校もいつも見守られています。



半農半漁のささやかなつましい村です。






義母の実家のまるで映画のワンシーンのように趣のある前庭です。



ため息のでそうなほど味のある流し台でしょう?!でも最近この村にも泥棒が出没して
この下の棚にしまってあったラッキョウを盗まれてしまったんだそうです。だから
あわててこの錠前を付けたって(^^;)。



お風呂の焚きつけ口です。毎日使っている活き活きとした生活の臭いがします。
つい最近まで私の実家もお風呂は焚いていたのに。
火を焚くのがなにより大好きな私はとってもうらやましいでした(^^;)。





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