お仏壇にお参りしたあと、さあ今度は朝から漁に出ているこの家のご主人を
みんなでお出迎えするため港へ連れて行ってもらいました!





さあ、彼の船が見えてきました!






お帰りなさ〜い\(^0^)/



なんて素敵なお船なのでしょう!



大漁だったと満面の笑顔!



獲れた魚を一応ここに広げて重さを量ったりします。
手前の鯛なんと6キロ近くもありましたよ、スゴイです(パチパチ)!
午後からこの場所で競りが行われるそうです。


ご主人が製氷機から氷を取ってこられるのを見つめる奥様の熱い視線
いつもこうしてご主人が漁から帰られるのを待っておられるのでしょうね。
手際の良い慣れた手つきの夫唱婦随、美しいお姿がとてもうらやましいでした。
そしてまた同世代の女性がこんなに美しい方言を使っておられるのにも
とても新鮮な感動を覚えました。

どうかこの美しい海辺の村の純粋さが損なわれませんようにと祈らずにはおれません。








海の男はどうしてこんなにカッコイイのでしょう(^^;)?



さあ、今日は大漁みんな揃って楽しいお昼ご飯です!
それはそれはたいそうな手作りの美味しいご馳走を準備していてくださって
ほんとうに感激しました!みんなでワイワイ楽しくお話をしながら食べる食事は
胃の中にまるで踊りながら収まってくれるようです。食べるということの不思議。
ちょくちょくこの家ではこのような寄り合いをなさるそうです。私のかねての
閉塞的な生活とつい比べてしまいました。都会での生活に疲れ果てて鬱を患い
この村に逃げ帰ってきて、そしてすっかり元気を取り戻されたというお話にも
深く肯くことができました。私だってたったの一日この村の空気に
触れられただけで、こんなに元気になれたんだもの!








お土産にとあの前庭の畑の茄子をもがせてもらいました!



おまけ

お義母さんの昔話のおまけです。
戦争中、小湊沖に一人乗りのアメリカ軍の偵察機が墜落したそうです。
住民は総出で救出してはみたもののそのアメリカ兵が急に憎くなり
みんなでぽかぽか殴ったそうです。その後アメリカ兵が
どうなったのかは話題がそれてしまって聞きそびれてしまいましたが(^^;)。
敵機と分かっていてもなおかつみんなで一所懸命に救い出すところが
いかにもこの村の住人らしい優しさですよね。





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