セーリングの習得技能

4 クローズホールドをキープする帆走   

 風の中でヨットを走らせるには、セールに如何に効率よく風を当てるかで艇速が変わってきます。

 風が吹いてくる左右約45度以内は、セールに風が当たらず走れません。風に向かって45度の
ギリギリを走るのがクローズホールドです。

 セールを引き込んで走れる角度の幅は数度しかなく、角度が足りないとセールに裏風が入り、角度が
大きすぎると風上への帆走距離が長くなります。
 この数度の走れる幅をキープするのが、クローズホールドの走り方です。

 
 

 
 ジブセールは、ある程度引き込み(クローズの位置に印をつけておきます。)メインセールは、最大に
引き込みます。
 ジブの外側のテルテールを見て、いつも真横に流れ続けるように、ティラーを細かく操作します。

 
ジブのラフがふわふわすれば上り過ぎで、テルテールが落ちたり暴れたりすると、下り過ぎです。

 クローズドホールドの僅か数度の角度内で、上手にティラーをコントロールしましょう。

 クローズホールド帆走の動画(470ですが、1分間のクローズ帆走を見てください。)

 
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