<利用者さんの声 Sさん>
・福祉サービスの情報を何も持たない頃は、終日家で過ごす毎日でしたが、
車いすの仲間からの施設紹介を受け、サービス利用に至りました。
・施設では、作業時間や休憩時間、作業で凝り固まった体をほぐす運動の時間等が
無理なく配分されていて、充実した日中を送っています。
また、作業を通して知り合った気の合う仲間と、作業終了後や休日に趣味の釣りに
行くなど余暇も楽しんでいます。
・私には、食事の偏りがありましたが、施設で出される昼食は野菜中心でバランスが
良く毎回楽しみにしています。
【希望すること】
・月1回のイベント以外でも、から揚げカレーやカツカレーが食べたいです。
【施設側より】
園芸療法の一環として取り組んでいる畑作業での収穫物を昼食に回すなど、
材料代の節約を図りながらご希望の食事を出せるように検討いたします。
<利用者さんの声 Mさん>
・施設にいろいろな障がいのある方がおり、自然と言葉遣いや接し方に気を
付けるようになり、コミュニケーション訓練の実践に役立ちました。
・一般就労を目標としていたので、施設での様々な作業訓練を通して仕事に
積極的に取り組む気持ちを養う機会になりました。
・作業を通して様々な人の意見が聞けたことが、良い経験になりました。
・就職活動の際、ハローワークや企業面接に同行してもらい心強かったです。
【希望すること】
・工場関係やサービス業等の1週間から2週間ほどの職場体験があれば、
就職についての自分の考えと現実とのギャップを埋める機会につながり、
離職の可能性を抑えられるのではないでしょうか。
【施設側より】
・Mさんは、現在、一般就労をされています。
・障がいをオープンにして就職したことで、会社や同僚の理解が得られ、
働きやすい環境の中、意欲的に仕事に取組んでいます。
・Mさんの希望する職場体験については、現在も実施しているのですが、
なんさつ障害者就業・生活支援センター等との連携を通じて、その機会を
さらに増やして参りたいと考えています。