ISO22000について
食品安全マネジメントシステムの国際規格ISO2200は、食品衛生管理で世界的に認められているCodex委員会のHACCPシステムに、ISO900の要求事項の一部を取り入れてマネジメントシステム規格としたもので、食品製造業だけでなくそのサービス供給者を含むすべてのフードチェーンを審査登録対象としています。
 食中毒、アレルギー、添加物などに対するリスク管理が原材料のグローバル調達の進展などによって複雑化する一方、消費者の食品安全に対する意識はますます高まっています。
 ISO22000は既存のハザードに対する備えや新しく発生したハザードに対する分析を適切に行い、食品安全のリスクを低減することで、消費者に安全な食品を提供することを可能にするためのツールです。
 これまで、厚生労働省が進めてきた総合衛生管理製造過程(日本版HACCPでは、承認品目が限定されており、それ以外の食品を取り扱っている組織は、承認を得ることが出来ませんでした。
 ISO22000は第三者審査を想定した規格となっており、すべての食品関連組織が取り組むことが可能です。
 大手企業では、今後購買先の管理やトレーサビリティの確保を目的として、この規格を購買先に要求することも考えられでしょう。
 また、すでに ISO9001を取得している企業は、食品安全リスクを強化するためにリスクマネジメントのツールとして、 ISO22000を活用することができます。
 現場を中心とした従来のHACCPシステムではなく、組織全体で食品安全を追求するシステムであるISO22000を導入することにより、より強固なリスクマネジメントを実践することが可能となり、その結果として顧客に対する安心の提供を実現することができます。 J
 AB認定を受けた審査登録機関での認証取得企業は95社2009年月末現在)
「食品の安全を創る」
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SQF2000とは?
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