真白き4枚の祈りの掌をただひたすらに合わせ清く気高く咲くどくだみの花
誰からもあまり好まれることのないこの花だけれど、私には路傍で出会うと
思わず祈りを捧げずにはおられない
純白の十字架のような崇高さが感じられてしかたありません
(6月2日)




紫陽花日和

大好きな花びらの色から筆を下ろし始める時には
もしかして自分は天才ではなかろうかと一瞬思ってしまうのですが
描き進んで行くうちに今の心のノイズがどうしても画面に
表れてゆきます。タイトルだけはすぐに思い浮かんだのですが(^^;)。
(6月14日)




青空に

とどけとどけと

空を見上げて

実は絵を描き始める前にこんな句が浮かんできたりして
花芯は千度の熱を持ち花びらは炎のようにと想いばかりが勝ちすぎて
ある方から明と暗、陰と陽といったバランスがたいせつと教わったばかりなのに。
いつになったらちひろの言う「無心の絵」に近づけるのでしょう?
けれどあんなに激しく降っていた朝からの雨もいつのまにか上がっています。
明日こそは背筋を伸ばして青空にまっすぐに瞳を向ける向日葵、描けるかも?!
描けたらいいなぁ(^^)。。。(6月23日)



酔芙蓉

ふたつの花の会話を表現したかった。
さて、二人のおしゃべりが聴こえてくるでしょうか?

(6月29日)



今日は七夕祭
今宵ばかりは天上と地上の境界線は無くなります!
さあ!今夜は楽しい楽しい星祭り☆(7月7日)

PS:幼稚園児のお絵かき帳みたいになっちゃいました(><)
どうぞお許しを。。(楽しい気持ちだけ受け取ってね^^;)



夏のある朝ほんのいっときだけ地上に遊びにきている。
露草の青を見ていると私はどうしても
そう思わずにはいられません。
天上の青なのだと

露草に初めて出逢ったのは中学生の頃
姉が霧島に住んでいて泊りがけで遊びに行った次の日の朝
露草を見つけました。なんて奇麗な花なのだろうと早速摘んで
大切に掌に握りしめそのまま車で鹿児島へ帰りました。
車の中でその花はみるみるしぼんでゆきました。
露草はたったひと朝限りのこんなにも儚い花なのだと
そのとき初めて知りました。車の中で泣きたくなりました。

(8月2日)



月下美人その次の朝

絵を描くことだけにすがってもしも私に絵を描くということが
そしてここで皆さんに見ていただけるという場が
与えられていなかったならとても生きてゆけそうにない、
そんなせつない朝です。(8月24日)






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