花と花

祈りのように

手を合わせ



(1月9日)



水仙の

淡さ儚さ

春を呼ぶ


(1月22日)



『ぼくの小鳥ちゃん』(江国香織:著)を読んで
(2月5日)




さくら草

春のキップを

握りしめ

裸足のままで

翔けてゆく、今



(2月9日)



製作後記

最初はセントポリアの柔らかく深い紫を描きたくって、さくら草はバックの
明るさくらいに思ってたんですが。それでセントポリアとさくら草の鉢を机の上に
ふたつ並べて。でも描いてるうちにさくら草の方がより強く私に語りかけて
きてくれて(^^;)。やはり季節の花ですね。
鳥の淡い青にセントポリアは隠れてしまったかな?
もしかしたら画用紙の上でなら翔べるかもと。(2月10日)



きみに咲く

ただ一輪の

花でいい


(2月17日)



絵の中に

言えない言葉

溢れだす

絵の具の匂い

想ひは踊る


(2月27日)





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