『安野光雅』その絵もさることながらあたたかいお人柄も大好きな画家のひとりです。
「パトス」という雑誌の表紙をいつも飾ってくださっています。今回は安野先生への
インタビュー記事が特集されていました。80歳を過ぎておられるなんてとっても信じられないほど
今なお少年のように、瞳はキラキラと輝いておいでです。その記事の中でとっても感動した
箇所を抜粋してみますね。

『ずいぶん昔の話なんだけど、デンマークのオーデンセ、アンデルセンの生まれ故郷へ
行った時のこと。アンデルセンは童話作家ですが、面白い絵を描くんだよね。下手なんだけれど
天真爛漫な絵でね。それを観て感じるところがあった。そうか、上手に描けなくても
いいんだ、って。それから私は絵が下手くそな子供なんだから、上手く描けなくってあたり前だって
気持ちになってね。誰もが下手だって思ってるんだろうなって思うと自分の好きに描けて面白く、
楽しくなってきた。こんな大きな人間が、こんな小さな家の中に入れるわけないじゃないかって
絵にそんな理屈はどうでもいいわけですよ。ほんとうの窓の形は三角だけど丸に描いても
そんなのどうでもいい訳ですよ。ものすごく開放された感じでしたね。絵は上手下手という前に
その人の個性というか、人間的な存在感があるかないか、そっちのほうが大切だと思いますね。』

読ませていただいて「絵は、あ〜下手でもいいんだ!!」
ってとってもホッとしました。
自分の内面世界をただ素直にどう感じたかを率直に
表現できればそれでいいのですね!
絵とは天真爛漫に自由に想いを伝えることのできる手段なのですね!
私の絵の中にも天使の羽の息づいていてくれますように。
(2月5日)



冬の間、お弁当を詰めたり絵を描いたりするときにいつも私の膝をあたためて
くれていたこの毛布とももう、そろそろお別れの季節です。
6年間の息子のお弁当作りもとうとう終わってしまいました。(2月24日)



花たちはこんなに浮き立つような鮮やかな彩を見せてくれる季節到来ですね!
(2月24日)



夕暮れどき壁に映るケヤキの影絵もまるで春霞のようです。
(2月24日)



今朝水遣りをしていたら桜の木の根元に突然この花が咲いていることに気付き
ほんとうに驚きました!2年ぶりにやっと逢えたね愛しのクリスマスローズ(*^^*)
(3月5日)



今年は我が家にもまるで空に灯りを点したように木蓮の花が咲いてくれました!
(3月10日)



ぼんぼりにぽっと灯りが灯ったように彼岸桜が咲きました。
雨粒が春の唄を楽しそうに口ずさんでいます。
(3月14日)




新しい朝が明けるたび新しい春に驚かされることばかりです!
ふと見上げればケヤキの新芽がいっせいに芽吹き始めていました!
(3月20日)



春の色彩はなんとも鮮やかでそして優しいですね(^−^)。
(3月21日)





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