愛しいと

口に出せずに

今日もまた

空を見上げて

ただひたすらに



(7月18日)



儚きを

永遠と云ふ

この夏の

このひと朝の

天上の青



露草は描いているうちにでさえももう花の姿はすぐに萎んで消えてしまいます。
その様はまるで線香花火のような。地上で「儚さ」をたとえるならこの花を
おいて他にないでしょう。今朝は画用紙の上に留まってくれてホッとしました。

(7月25日)



竜胆は 天からの使者 龍のよう

(7月29日)




ほおずきは

まるい実の中

愛を詰め

明日へ羽ばたく

タイムカプセル



この季節とてもささやかではありますが
平和への祈りを込めて描かせていただきました。
(8月10日)



古代蓮〜千年の炎〜
(8月20日)

この絵はある写真を観てその色合いの不思議さにとても感動して自分でも
描いてみました。その写真に「古代蓮」とタイトルが付いていたので意味もわからないまま
この絵のタイトルにもしてしまいました。ある方が千年前の種から現代に蘇った花だと私に
教えてくださってとてもとても感動しました。
花びらがやわらかく静かに燃える炎のように感じられたことに不思議な
感覚を覚えます。(8月29日:追記)







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