熊毛地区の滝

 屋久島を主体に県本土からの南で、奄美大島までの間の離島にある滝をエリアとします。
 現在のところ屋久島だけですが、小さな島ながら九州でも屈指の高い山と年間8000mm以上といわれる
降水量のため、大迫力の滝があるとともに、無数にある沢、川に無数に小滝が存在しており、
すべての滝を網羅することは困難であろう。


◆カウント
滝かな?クラス
滝だね〜クラス
見所あり滝クラス 13
エクセレントor苦労した滝クラス
スペシャルorとても苦労した滝クラス


遠景


望遠
水車谷の滝 
河 川 名 手宇都川
推定落差 20m
場所など 屋久島町一湊
撮影日 2008.10/13
 屋久島でもっとも北部にある滝。県道77号線を宮之浦から約10分の一湊集落にある中学校の裏手にある。2万5千分の一の地図に位置が記されている。
 途中から2条に分かれる。

遠景


滝壺
布引滝 
河 川 名 一湊川支流
推定落差 110m
場所など 屋久島町一湊
撮影日 2008.10/11
 県道77号線沿いに入り口あり、駐車場とトイレが完備される。「水車谷の滝」の少し東側。
 普段は上部は湿っている程度だが、大雨になると全体に水が流れるの見られるらしい。
 滝壺までいくと、なるほど布を引いている様に見える。

全景


道路より上
羽神滝 
河 川 名 白谷川支流
推定落差 120m(多段で全段併せて)
場所など 屋久島町宮之浦
撮影日 2008.10/13
 最初、1日目に入った宮之浦の居酒屋で女将さんと滝の話をしていたら、「この上流にもすごい滝があるよ」教えてもらっていた。
 2日目宮之浦大橋の上あたりで、ふと羽神岳の方を見ると一筋の滝が見える。
 3日目県道594号線の岡山橋の下にこの滝を確認する。そのときはまだ、この滝が「羽神滝」とはわからなかった。その後「屋久島環境文化村センター」で「羽神滝」の存在を知るも、勘違いして別の滝に行き着く。
 その後、帰ってきてからネットで見て、この滝が「羽神滝」と知り、かつ、滝壺まで行けたことを知り非常に残念です。

2段目


1段目
羽神勘違い滝 (仮称)
河 川 名 白谷川
推定落差 20m+15m
場所など 屋久島町宮之浦
撮影日 2008.10/13
 島から帰る間際に「羽神滝」の存在を知り、乏しい情報を元に山中に分け入り、勘違いして見つけた白谷川本流の滝。県道594号線の牛床公園バス停(近くに天然水工場の看板あり)から川沿いにダート道に入り、やがて道がなくなった山中を川に沿って遡り、川が分岐する辺りで川岸に降りて見つける。
少飛流落とし (仮称)
河 川 名 白谷川支流
推定落差 15m
場所など 屋久島町白谷雲水峡手前
撮影日 2008.10/13
 県道594号線沿いの「雲水6号橋」より見える。白谷雲水峡にある「飛流落とし」の水量をとても少なくしたように見えたので、勝手に名付ける。
白たえの滝
河 川 名 白谷川
推定落差 8m
場所など 屋久島町白谷雲水峡
撮影日 2008.10/13
 白谷雲水峡の入り口にある滝。
白谷滝 (?)
河 川 名 白谷川
推定落差 7m
場所など 屋久島町白谷雲水峡
撮影日 2008.10/13
 白谷雲水峡内の飛流橋から下に見る。「日本滝名鑑4000」には、この滝を「おしどりの滝」と紹介してある。ただ、現地の案内板には「白たえの滝」と「飛流落とし」しか紹介されておらず、また入り口の発券のおばちゃんもそれ以外の滝の名前を知らず、他の屋久島の滝を紹介するページを見て、この写真の上にチラッと写っているほうが「おしどり」のイメージに合う気がする。
おしどりの滝 (?)
河 川 名 白谷川支流
推定落差 5m
場所など 屋久島町白谷雲水峡
撮影日 2008.10/13
 白谷雲水峡内のシャラ杉谷橋の下にかかる。「白谷滝」の項に書いてあるとおりこちらを「おしどりの滝(?)」とした。
飛流落とし
河 川 名 白谷川
推定落差 20m
場所など 屋久島町白谷雲水峡
撮影日 2008.10/13
 白谷雲水峡内の飛流橋より撮影。
 この写真も含めて、観光ガイドブックの写真と実物の迫力が全然違う。
さつき橋の滝(仮称)
河 川 名 白谷川
推定落差 13m
場所など 屋久島町白谷雲水峡
撮影日 2008.10/13
 白谷雲水峡内のさつき橋の下に流れる。
 滝壺からは見えにくい。木々の間から撮影。
女川の滝(仮称)
河 川 名 女川
推定落差
場所など 屋久島町小瀬田
撮影日 2008.10/12
 県道77号線の空港近くに流れる女川の山側に新しくできた「愛子橋」の上から望遠で撮影する。2万5千分の一の地図に記される滝であろうか。
 この滝を撮影後、車に戻ろうとしたら3匹のスズメバチが車の周りをぐるぐる回っていた。
 俺なんかしたか?
落滝
河 川 名 落川
推定落差 60m
場所など 屋久島町小瀬田
撮影日 2008.10/11
 県道77号線を安房に向かい、空港を過ぎてから一筋の滝に気がつく。
 望遠で撮ったが、滝壺まで行ける道があるらしい。
前岳の滝 (仮称)
河 川 名 安房川支流
推定落差 20m
場所など 屋久島町春牧
撮影日 2008.10/12
 県道592号線を安房からヤクスギランドへ向かう途中の「春牧4号橋」より200mぐらい手前で、下から上りで谷筋に2本の水の流れが見える。
 少しだけ沢を遡ると水量は少ないものの落差のある滝が見つかる。
春牧4号滝 その一(仮称)
河 川 名 安房川支流
推定落差 15m
場所など 屋久島町春牧
撮影日 2008.10/12
 県道592号線を安房からヤクスギランドへ向かう途中の「春牧4号橋」より見える。
春牧4号滝 その二(仮称)
河 川 名 安房川支流
推定落差 10m
場所など 屋久島町春牧
撮影日 2008.10/12
 県道592号線を安房からヤクスギランドへ向かう途中の「春牧4号橋」より見える。
トローキの滝
河 川 名 鯉川
推定落差 8m
場所など 屋久島町麦生
撮影日 2008.10/11
 県道77号線沿いに町営の特産品販売所があり、そこから案内板に従い遊歩道を歩いて5分で正面から撮影できる。
 「轟の滝」が語源らしい。海へと直接落ちる。
 

龍神の滝


滝の下に合流する滝?
龍神の滝
河 川 名 鯉川
推定落差 30m
場所など 屋久島町麦生
撮影日 2008.10/12
 県道77号線沿いの「トローキの滝」をすぎ、山手に「千尋の滝」の案内板がある。そちらに曲がり「千尋の滝」まで行き、同じ道を戻ると「龍神の滝」への案内板が見つかる。案内板に従うと千尋橋の上からこの滝が見れる。日本滝名鑑4000
では「千尋橋の滝」と紹介されているが、橋のたもとに立派な案内板で「龍神の滝」と記されている。
 水量の多い、一条の滝。
 この滝のすぐ下に、橋のたもとから流れ落ちる水の流れが見える。断崖絶壁で川もなく、伏流水なのか、用水の捨て水なのかよくわからない。

全景


千尋滝


千尋小滝


月光写真
千尋の滝
河 川 名 鯉川
推定落差 10m+5m+40m
場所など 屋久島町麦生
撮影日 2008.10/11
 屋久島を代表する2大滝の1つ。周囲の崖と滝とつなぎ目の無い一枚岩で構成される。
 望遠で見ると、ネットで千尋小滝と呼ばれる上の滝との間にも5mぐらいの落差の小滝がある。
 一番下の月光写真は、Bepalで紹介されていた千尋の滝の月光写真を自分でも撮ってみたく試してみたが、なかなか難しい。まず、撮影場所が異なり、雑誌のアングルは河川まで降りてのものだった。
 また、月光はあるののピントやアングルがわからず撮ったこと勝負だった。さらに露出時間が3分ぐらいあり、その間ライトを消して待っているのはとても怖かった。
 おそらく、プロの方は昼間の内にずべてセッティングをすませ夜を待って撮影したものと思われる。
湯泊小滝 (仮称)
河 川 名 湯川
推定落差 6m
場所など 屋久島町湯泊
撮影日 2008.10/12
 「湯川大滝」に接近しようと林道に入った脇に流れていた沢にあった滝。
湯川大滝
河 川 名 湯川
推定落差
場所など 屋久島町湯泊
撮影日 2008.10/12
 県道77号線の湯川にかかる橋の上から望遠で撮影。地図によると滝マークが連続しており、おそらく見えている範囲に限られないだろう。

滝壺から


遠景
大川滝
河 川 名 大川
推定落差 88m
場所など 旧屋久町と旧上屋久町の境
撮影日 2008.10/11
 宮之浦の島の正反対にある。
 写真じゃ、絶対に伝わらないが、落差、水量ともに度肝を抜かれる。自分の中では現在のところ鹿児島県No.1の滝である。左隅に見える人間の大きさと、下の遠景写真でいかに巨大かわかると思う。
 他のHPの台風時の姿を見ると、震えるほどの暴龍と化す。








大川猿舞台滝 (仮称)
河 川 名 大川
推定落差 15m+7m+20m
場所など 旧屋久町と旧上屋久町の境
撮影日 2008.10/12
 大川の滝から少し東に戻ると「花山歩道」の案内板があり、道路脇に車を止めて山道を20分ぐらい歩くと水の音が聞こえる。そこから川へと降りていくと見ることができる。1番上には平らな岩が分けて2条の滝が落ち、2段目の小滝へと続く。
 一番下の写真は、現場では「大川の滝」の落ち口だと思い、接近も簡単そうでは無かったのでスルーしたが、最終日に「屋久島環境文化村センター」で空撮映像を見たら1条直瀑30mぐらいの単独の滝であった。
お谷ケ滝
河 川 名 小揚子川
推定落差 30m(5段)
場所など 屋久島町栗生
撮影日 2008.10/12
 「大川の滝」近くの栗生の集落から黒味川の支流小揚子川の左岸に沿う林道を進み、林道標識のある辺りから川へと降りていく。
 この滝も写真では迫力が伝えきれない。

上部の滝


下部の滝の落ち口
お谷ケ上滝 (仮称)
河 川 名 小揚子川
推定落差 30m+30m
場所など 屋久島町栗生
撮影日 2008.10/12
 地図上では「お谷ケ滝」の少し上流にも滝のマークがある。「お谷ケ滝」を見たあと、一度林道まで戻り、改めて林道を2,3百mぐらい歩き、川岸へと降りていく。すると、1段目と2段目の間ぐらいに到達し、木々の間から何とか見える。ただ、ここから川岸までは絶壁であり、下まで降りるルートを探すにはお腹が減りすぎていた。

旧道橋より上部


新道の端から旧橋を撮る
瀬切橋滝 (仮称)
河 川 名 瀬切川
推定落差 5m+2m+2m+3m
場所など 屋久島町瀬切橋
撮影日 2008.10/11
 県道77号線の「大川の滝」より北に3qほどの瀬切橋に落ちる。この川の上流には「瀬切の滝」という大滝があるらしいが、地図上に道はない。
川原2号滝 (仮称)
河 川 名
推定落差 3m+4m
場所など 屋久島町瀬切
撮影日 2008.10/11
 県道77号線の「瀬切橋滝(仮称)」より北に3qほどの川原2号橋に落ちる。(だったと思う)
 この辺りになると人家も畑も無く、猿とか鹿とか頻繁に見ることができる。

沢への入り口


上流にある小滝
川原1号滝 (仮称)
河 川 名
推定落差 5m+3m+2m
場所など 屋久島町瀬切
撮影日 2008.10/11
 県道77号線の「川原2号滝(仮称)」より北に1qほどの川原1号橋に落ちる。(だったと思う)
 川を遡れば、遡るほど小滝が現れた。
猿の滝 (仮称)
河 川 名
推定落差 6m
場所など 屋久島町瀬切
撮影日 2008.10/11
 県道77号線の「川原1号滝(仮称)」より北に1qほどの場所にある。
 この近くで猿をよく見たので勝手に付けた。
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