さつま川内地区の滝
 薩摩川内市,さつま町をエリアとします。
 九州第二の河川,川内川に多くの支流が流れ込み,高い山は少ないものの見応えのある滝が多い。
 ちなみに川内と書いて「せんだい」と読みます。


◆カウント
滝かな?クラス
滝だね〜クラス
見所あり滝クラス
エクセレントor苦労した滝クラス
スペシャルorとても苦労した滝クラス


市野滝 
河 川 名 泊野川
推定落差 12m
場所など さつま町泊野
撮影日 2008.7/12
 雲母とかいて「きらら」
 雲母大橋より見える滝。
 国号504号線を宮之城から出水方面に走り、「きららの里」へ曲がるきらら大橋から木々の間に見える。
 この滝の上流に砂防ダムがいくつかあり、それを過ぎると下記のような小滝がいくつもある。
 しかし、砂防ダムを見るための遊歩道はあっても自然の滝を見るための遊歩道はない。
 逆じゃね?













5/9追加
雲母の滝群(仮称) 
河 川 名 泊野川支流
推定落差
場所など さつま町泊野
撮影日 2008.7/12、2010.5/9
 「市野の滝」の上流に流れ込む支流の滝。
 あまりに多いとありがたみが薄れる。



■梅雨中(アフリカンバージョン)
神子轟の瀬 
河 川 名 川内川
推定落差 7m
場所など さつま町神子
撮影日 2010.4/25、2010.6/26
 県道397号線川内川沿い、旧鶴田町「健康ふれあいセンター あび〜る館」の裏手にある。
 宮之城の「轟の瀬」、大口の「曽木の滝」と併せて「三轟」と呼ぶらしい。
 天保時代、大口地方からの年貢米を船で川内まで運ぶために滝を破壊したという瀬。ただし、流れが速すぎてベテランでなければ、よく転覆したらしい。
 大正時代に再び発電用に堰が作られる。

■落ち口

■ほぼ全景
とやの滝 
河 川 名 川内川支流
推定落差 25m
場所など さつま町平江
撮影日 2012.10/20
 鶴田ダムの大鶴湖の支流の沢を道路から400m程さかのぼったところにある滝。
 さつま町鶴田支所の前にある観光案内地図に位置が記される滝。3年前から存在を知ってはいたが、今回やっと見つけたのでひとしおです。
 当日水量が少なく、落ち口は一条ですが2段目で三条に分かれる。滝も一枚岩だが3段腹に分かれる。
 周辺の崖は崩れやすいので注意が必要。
平江の滝(仮称)
河 川 名 川内川支流
推定落差 15m
場所など さつま町平江
撮影日 2013.3/13
 「地学切手」さんのページを見て、すわっと見に行きました。
 なるほど「とやの滝」と似たような岩盤の滝で、周囲に同様な滝の存在を感じさせる滝です。

 上部がハイライトで飛んでしまった。
平江の滝その二(仮称)
河 川 名 川内川支流
推定落差 6m
場所など さつま町平江
撮影日 2013.3/13
 平江キャンプ場から一番目の枝沢を遡り、分岐を右に上っていくと、さらに左の沢に見られます。
発見はカン。
 「平江の滝」とは似てない。

 ちなみに最初の分岐を左にも遡りましたが、こちらの沢は滝がないままに枯れ沢になってました。
平江の滝その三(仮称)
河 川 名 川内川支流
推定落差 1m+3m
場所など さつま町平江
撮影日 2013.3/13
 平江キャンプ場から一番目の枝沢を遡り、分岐を右に上っていくと、さらに右の沢をそこそこ登ると見られます。
 発見はカン。
 水量は乏しいが、苔むした二段の滝です。
平江の滝その四(仮称)
河 川 名 川内川支流
推定落差 10m
場所など さつま町平江
撮影日 2013.3/13
 平江のキャンプ場から約1.5qほど林道を進み、そこから右側の沢を遡った先にある多段の滝。
 ボロボロ崩れそうな岩肌である。
 この沢も枝沢があって、その沢には滝が無かったような気がする。
 発見は、カン


大鶴湖の滝(その二仮称) 
河 川 名 川内川支流
推定落差 1.5m+3m
場所など さつま町平江
撮影日 2010.4/25
 大鶴湖右岸の鶴田ダム近くに流れ込む支流。
 下の滝は、ダム湖の水位が上がったら消えるかもしれない。
 ちなみに右岸の道は伊佐市方面へは、途中で途切れる。

麻漬の滝 
河 川 名 百次川支流
推定落差 15m
場所など 薩摩川内市川内百次町小牟礼
撮影日 2007.4/29
 県道36号線沿いに看板が(あったと思う)
毎床の滝
河 川 名 轟川
推定落差 4m
場所など 薩摩川内市毎床
撮影日 2010.3/14
 川内川下流に高江地区という所があります。ここは、冬になると珍しい猛禽類が越冬に訪れる場所です。そこから「柳山アグリランド」の標識に従い山を登っていくと。「毎床の滝2400m」の標識が。
 標識に従い進むと、残り700mぐらいでダートになり、最終的に残り80mを徒歩で降りるとこの滝に出会える。案内板では一条の滝が当日三条で流れてました。
 一応、この川に沿って小道が地図に記されており、200mほど遡り確認するも、小道はほぼ消滅に近く、1mほどの小さなゴーロ滝が連続してました。

■上の段 落ち口から


■下の段
久見崎川の滝(仮称)
河 川 名 久見崎川
推定落差 4m+5m
場所など 薩摩川内市久見崎町
撮影日 2012.8/25
 県道43号線の川内河口大橋を少しすぎた辺りに自動販売機のある商店があります。そこから山側に曲がり小川に沿って山道に入ります。約2.5qほど進むとこの滝に出会えます。
 山道は舗装されている所もありますが、大概荒れています。
 発見は偶然。
 二段に落ちる滝で、下段は2条に落ちています。
蝶の滝(仮称) 
河 川 名 木場谷川上流
推定落差 6m(3段)
場所など 薩摩川内市青山町
撮影日 2010.7/19
 薩摩川内市の柳山から青山に抜ける林道沿いに発見する。
 この近くで「カラスアゲハ」を見つけ、写真を撮っているときに見つけた滝。
 最初、木陰のあいだから「砂防ダム」かなと思ったが、水量は少ないモノの味のある滝であった。
小麦川の滝(仮称) 
河 川 名 小麦川
推定落差 25m(3段)
場所など 薩摩川内市高江町
撮影日 2010.7/19
 薩摩川内市の県道43号線の白浜の郵便局から川沿いにさかのぼり、八間川の支流小麦川沿いをとことんさかのぼると、採石場に行き着く。
 その採石場に落ちる滝。
 採石の結果、できたのか、自然のままなのか不明。
 少し下流には「三滝」の地名もあるが・・・?
 でも、いきなり20m級の滝が見つかるなんてちょっと感動。
そばどんの滝
河 川 名 高城川
推定落差 4m+4m
場所など さつま町永野
撮影日 2010.1/16
 「地学切手」さんのHPで存在を知る。
 国道267号線から県道339号で北に曲がり、下之段で県道345号線にそのまま北上すると案内板がある。案内板のある駐車場と思われる場所から川を遡ると砂防ダムがあるが、これは右側から簡単に登ることができる。そうして少し川を遡れば見ることができる。
 名前の由来は、「川内川アクアフロント協議会」のHPによると昔この近くにそば屋があった事に由来するそうです。
園田の轟の滝 
河 川 名 北方川
推定落差 10m
場所など さつま町園田
撮影日 2008.11/16
 県道396号線沿いの中津川小学校のところから北方川沿いに道路を下っていくと2つ目の橋の欄干に滝の絵のパネルがはめてある。この少し下流にある。
 最初は近かずくルートがわからず、道路から最短ルートで藪崖を強引に進んだが、まあ大変なルートだった。帰りに割と楽なルートを見つけたが入り口はわかりにくい。
 水量が多く、滝幅が広い、すばらしい滝であった。
永江の滝 
河 川 名 南方川
推定落差 21m
場所など さつま町永江
撮影日 2007.5/3
 中津川城の戦いの時に多くの弓矢が流れ,入り江を作ったことから「流れ矢の入り江」が永江になったらしい。そういえば,川の上流には「矢立」「弓之尾」「矢止岳」などの地名もある。
 「三国名勝図解」には「長江滝」として紹介される。
 県道462号線からバス停「滝下」から南方川に沿って上流に進むと道路沿いに展望台まである。
 この地区では、もっとも身近で見所のある滝である。




観音滝 
河 川 名 南川
推定落差 3m+3m+4m+10m
場所など さつま町岩元観音滝公園
撮影日 2007.5/3
 周囲約20q圏内の主要道路に観音滝公園の案内板があり、まず間違いなく迷わずに来れる滝。
 周囲は、親水公園、宿泊施設、そうめん流しなど観光化されている。
 大昔、この地に住んでいた天狗が子供の遊びを真似て作ったと伝説がある。また、古くは近くの長野城主の祁答院新兵衛が島津氏に攻め追いつめられ、城の値打ちものを燃やし滝に投げ込んだところ大きな灰柱が上がったところから「灰の窪の滝」と呼ばれていたらしい。
 それが、ある時代この地の裕福な家の娘が、若い僧に恋をしたが、僧は修行の為旅立ってしまう。娘はあまりの愛しさに滝に僧の幻を見て飛び込んでしまう。かろうじて命は助かり、事情を知った父親が毎日滝に向かい念仏を唱えたところ、滝に観音様が顕れたそうです。そのことを住職に話したことから「観音滝」の名前になったそうです。ちなみに若い僧と娘は結ばれたそうです。


観音滝etc. 
河 川 名 ?(用水)
推定落差
場所など さつま町岩元観音滝公園
撮影日 2007.11/13
 公園内にあるいずれも用水路からの人工の滝と思われる。



■すぐ近くの旧金山坑道入り口
小鷹の滝
河 川 名 九郎太郎川
推定落差 20m
場所など さつま町金山
撮影日 2010.3/14
 県道50号線の金山橋の辺りから北にまわる旧道沿いに2つの橋がある。そのうち、東側にある橋の右岸の未舗装路を約600mほど遡ると、この滝に出会える。
 ネットで検索した「広報さつま」より情報を見つける。3段に分かれる一条の滝は落差もあり、なかなか良い。
 近辺には、旧永野金山の坑道跡もあるが崩れていて危険だそうだ。
 ちなみに、川の入り口に「川内川水系平八重川」の表示があるが、隣の沢も平八重川であり、広報に載っているとおり「九郎太郎川」を表示しました。


■2.5番目?


■3番目


■1番目?(上から)


■2番目?


■3番目撮り直し
三番滝
河 川 名 穴川
推定落差 2m+2m+2m
場所など さつま町金山
撮影日 2008.9/6 2010.3/14
 県道50号線をさつま町から霧島市に向かい、右手に金山の鉱業所の跡があった辺りにあります。
 なんとなく、滝がありそうな気がして、竹藪を降りると2段に分かれた小滝がありました。

 「広報さつま」によると、この周辺に「三番滝竪抗」があると記されています。実際行ってみると竪抗の周辺は竹林であり、そこから一番近いこの滝が「三番滝」であろうと思います。
 以前撮影した小滝の上流に、さらに小滝を2つ程見つけ、撮影しました。
 
平八重の滝 (仮称)
河 川 名 平八重川
推定落差 10m
場所など さつま町金山
撮影日 2008.9/6
 「穴川の滝(仮称)」の周辺で地図を見ると北東に急勾配で上がる2本の沢筋があります。これは滝がありそうだと、西側の「平八重川」を100mほど遡ると道路からこの滝がチラリと見える。
 急な孟宗竹の崖を下ってみるとなかなかの滝である。
平八重の滝その二(仮称)
【修正】
河 川 名 平八重川
推定落差 4m+4m+5m
場所など さつま町金山
撮影日 2008.9/6
 「平八重の滝(仮称)」よりさらに数百m登ると、この滝に出会う。写真ではわかりにくいが3段に分かれている。
 滝の側面にはすぐに接近できる。

 「三番滝」ではないことが解り、修正する。
国見の滝 (仮称)
河 川 名 穴川支流穴川
推定落差 4m
場所など さつま町金山
撮影日 2008.9/6
 上記、平八重川の隣の沢筋の「穴川」。この川にも滝を期待して遡るも、大きな砂防ダムで滝は見あたらない。
 結局1.5qぐらい遡ってこの小さな滝に出会う。
薬師の滝 (仮称)
河 川 名 薬師川
推定落差 3m
場所など さつま町薬師
撮影日 2008.9/27
 観音滝周辺から、空港方面に向かう国道504号線の旧道を走り、薬師集落に向けて504号バイパスの下を通り抜けて2,3百m登った辺りで対岸に向かう小道を進むと小さな橋に当たる。その橋の西側から何となく下流に向けて降りる踏み跡があり、そこを下ると見ることができる。
 右側の落差がある方は、田への用水路の捨て水の滝。
大平の滝 (その一)(仮称)
河 川 名 荒田川
推定落差 6m
場所など さつま町大平
撮影日 2009.9/22
 発見は、カン。
 県道50号線の上村の辺りから荒田川に沿って林道を約2.5qぐらい登り切った分岐点のすぐ下にある。
大平の滝 (その二)(仮称)
河 川 名 荒田川
推定落差 2m
場所など さつま町大平
撮影日 2009.9/22
 発見は、カン。
 「大平の滝(その一)」の50mぐらい上流にある小さなゴーロ滝。
 この手の小さな滝は、他にもこの上流いくつかありそうな雰囲気ではあったが藪になっていたのでやめた。
大王上流の滝 (仮称)
河 川 名 大王川支流
推定落差 6m
場所など 薩摩川内市宮脇?
撮影日 2008.9/27
 正確な住所はどこになるのかは?。県道391号線の上門から県道462号線の浦に抜ける山道沿いの大体、大王川の上流付近にある。
南川の滝 (仮称)
河 川 名 南川
推定落差 2m
場所など さつま町薬師
撮影日 2007.5/3
 さつま町から旧道国道504号線を霧島市方面に走り,町境辺りのそうめん流し?の手前にある。

■落ち口から滝壺を望む


■正面から


■流れ込む支流滝1


■流れ込む支流滝2


■流れ込む支流滝3
森渕の滝 (仮称)
河 川 名 南川
推定落差 10m(トータル)
場所など さつま町薬師
撮影日 2009.9/22、9/27
 2万5千分の一の地図に国道504号線と重なるように滝マークがある。それを今まで前記「南川の滝」と思っていたが、勘違いで実際はこの滝であった。
 薩摩町の郷土史に森渕に滝があるとの表記があったが、森渕がどこかわからず、また川の名前も「南方川」となっていたので見つけ出すことができなかった。他にさつま養鱒場の近くとあることから、「南川の滝」の近くにもあったなと思い、もう一度近くを探索してみたら「森渕橋」とあるじゃないか!
 この滝の両側は90度の岩崖になっており、正面から撮るには少し下流から川を遡る必要がある。

 後日、滝壺まで降りてみた。森渕橋より50m程下流の道路沿いににコンクリート護岸をしているところがあり、そこから下ることができた。
 降りてみると両側絶壁の崖が下流まで続いており、下まで降りられる場所はごく限られている。
 正面から見るとやや「観音滝」に雰囲気が似ていると思った。さらに下流にはいくつかの支流が合流している。
垂門の滝 (仮称)
河 川 名 前川
推定落差 1.5m
場所など さつま町永野
撮影日 2010.1/16
 「薩摩町郷土史」に記載のある小滝を探してみたが、この周辺でかろうじて落差を認められるのは、ここだけであった。
 落差は小さく、水量は少ないが淵になっていた。
場所は、さつま町永野から伊佐市針持に抜ける県道407号線沿いにある。
鈴連の滝 
河 川 名 大王川
推定落差 2m
場所など 薩摩川内市祁答院城北
撮影日 2007.5/3
 川幅のまま滑り落ちており,飛沫のもようがきれい。地図,文献に載っておらず,偶然見つけた。
 県道462号線沿いの「小牧」のバス停から南西に県道51号線の「うざか」のバス停まで続く道沿いに掛かる大王川の橋から見ることができる。
 旧薩摩町の郷土史により、名前が判明する。


長野滝 
河 川 名 真黒川
推定落差 15m
場所など 薩摩川内市入来町長野
撮影日 2008.3/20
 探すのに少し苦労した滝。
 県道211号線の白男の辺りから県道395号線を入来町の方に向かい長野の集落に入ってすぐの十字路を左に入りしばらく走ると左手に小さな「長野滝入り口」の表示板がある。そこからコンクリート・砂利道を500m進み,右手になんとなく杉林を歩いて行けそうな道を100m位歩くと,たどり着く。
 V字に切り込んだ落ち口と,オーバーハングの滝壺が特徴的。



晴天時
鷹ノ子の滝 (仮称)
河 川 名 樋脇川支流
推定落差 10m
場所など 薩摩川内市入来町清浦
撮影日 2010.5/23 2010.7/18
 清浦ダムにかかる「夢かけ橋」を渡った所にある「鷹ノ子神社」より、少し南へ道沿いに進むとある。
 撮影当日が、記録的な大雨の時で普段はどうだかはまだ確認していない。
 そうゆう時だったので滝壺までは怖くて近寄れなかった。
 7/18平常時の滝を見ると、下の写真のように細い。地元の人に聞くと「そうめん滝(仮称)」と呼んでいるらしい。
大坪の滝 (仮称)
河 川 名 後川内川支流
推定落差 4m
場所など 薩摩川内市祁答院藺牟田
撮影日 2011.5/29
 県道42号線沿いにある「ホワイトハウス?」より蒲生に向かって100〜200m程登った道路沿いにある。発見は偶然。
 この道は、これまで何度も通った事があるが、今回水の音に気づき初めて存在を知る。


■上段
枯木野の滝 (仮称)
河 川 名 枯木野川
推定落差 1.5m+8m
場所など 薩摩川内市祁答院藺牟田
撮影日 2012.3/10
 県道42号線から県道51号線を約3.7qぐらいの地点に左手の谷に降りる細い道があります。その途中のカーブミラーがあることころから茂みに入っていくと滝の音が聞こえます。
 発見は、カン。
 大まかに手前と奥と二条に分かれており、落差はそこそこなれど味わいのあるGoodな滝である。

■滝の落ち口


轟滝 
河 川 名 松下田川
推定落差 10m
場所など 薩摩川内市入来町平子場
撮影日 2008.3/20
 この滝も旧入来町郷土史に載ってはいるがわかりにくかった。県道211号から県道395号線に入り長野集落入り口の十字路を右に入り,県道42号線側に下りきった辺りの左手に空き地があり,その奥にプレハブのポンプ小屋がある。その裏の竹藪を川まで下り,遡るとある。
 郷土史には「轟滝」と紹介されており、日本の滝4000には「平子場の滝」と紹介される。
 最初に滝の上流に出てしまい、後から回り込んで滝壺側に降りた。その際近くに用水路のものと思われる小滝を近くに見つけ、接近するも滑って水に浸かってしまいブルーになって帰ってきてしまった。
 ロケーションとしてはきれいな滝だが,水はきれいでは無かった。(上流に養鶏団地あり)
市野々の滝 (仮称)
河 川 名 市野之川支流
推定落差 10m
場所など 薩摩川内市入来町市野々
撮影日 2010.5/1
 県道42号線の旧入来町と旧祁答院町の境から旧蒲生町新留に抜ける農道沿い、祁答院蒸留所のあたりにある。
 おそらく、右の滝が元からの滝であり、すぐ上にコンクリートで取水口が作られており、左の方へ用水路が通してある。
 左の滝はその捨て水。
 また、すぐ上には水神様の碑がある。
 発見は、偶然。


内之尾の滝 (仮称)
河 川 名 内之尾川
推定落差 2m+2m
場所など 薩摩川内市入来町清浦
撮影日 2008.7/13
 内之尾川の清浦ダムへの流れ込み口にある2段の小滝。
 上の写真の滝と下の写真の滝は十数m離れた別物。




岩下の滝 
河 川 名 岩下川
推定落差 15m+20m
場所など 薩摩川内市入来町岩下
撮影日 2008.7/13 2009.12/12
 別名「三方塚の滝」
 2段2条に分かれて落ちる。
 日本滝名鑑の「三方塚の滝」と入来町郷土史の「岩下の滝の上下」の解説を見るとどうも、下記の岩下仙境の3滝と異なるみたいで探してみたらあった。
  下記3滝のすぐ下流から岩下の集落へ降りていく道沿いの木々の間からかろうじて見える。
 両岸は急斜面の崖で、ザイルをつかえば降りれないこともないけど虫、蛇、雀蜂が怖いのでやめた。

 元々、別の滝を目標としていたけど入来峠をすぎた辺りで「そういえば、きちんと撮影していない」と思い立ち撮影する。
 さすがに、この時期になれば虫等の障害はなかった。

■全景



■上段
岩下の奥滝 (仮称)
河 川 名 岩下川
推定落差 35m(多段)
場所など 薩摩川内市入来町岩下
撮影日 2009.12/12
 「岩下の滝」の滝壺に降りたとき、ふと奥の方からも音が聞こえ、向かってみるとなかなかの滝。
 かえって確認すると、すでに「地学切手」さんのHPに先に紹介されていました。
仙人の滝 
河 川 名 岩下川上流?
推定落差 2m+7m
場所など 薩摩川内市入来町岩下
撮影日 2007.4/29
 入来城山ゴルフクラブから岩下集落へ下る道沿いに滝への案内板がある。
 「洗心の滝」の右側の斜面を登ると見れる。
洗心の滝 
河 川 名 岩下川上流?
推定落差 3m+8m
場所など 薩摩川内市入来町岩下
撮影日 2007.4/29
 入来城山ゴルフクラブから岩下集落へ下る道沿いに滝への案内板がある。一番はじめに見ることができる。
 2段になって落ちる。




の滝 
河 川 名 岩下川上流?
推定落差
場所など 薩摩川内市入来町岩下
撮影日 2007.4/29
  入来城山ゴルフクラブから岩下集落へ下る道沿いに滝への案内板がある。
 3枚の写真は「洗心の滝」の下から段々で長く落ちていく。
 どこからどこまでが1つの滝とされているのか?

 「せんそ」とはまた、なんか難しい字でウィキペギアで調べてみたら天子が位を譲る事だそうだ。なぜ、この名がついたか?
 岩下仙峡の3滝は、いずれも「せん」の音が入る。なぜか?

■上段 すぐ上は砂防ダム


■下段 落差は小さい
赤仁田の段 (仮称)
河 川 名 赤仁田川(戸板野川)
推定落差 2m+1m
場所など 薩摩川内市入来町八重
撮影日 2009.12/12
 赤仁田川(戸板野川)最上流から、道路沿いに下り最初にかかる川の右岸から川を少し遡ると小さな段差がある。
 このすぐ上段には砂防ダムがあったので、これ以上、上流には行かなかった。
 下段は、わずか1m程度の落差だったが、岩の感じが良かったのであえて載せた。





■少し下流(H2m)


■さらに少し下流(H1m)
中の滝 (仮称)
河 川 名 赤仁田川(戸板野川)
推定落差 8m
場所など 薩摩川内市入来町赤仁田
撮影日 2009.12/12
 滝の存在自体は、数年前から知っていたが「地学切手」さんのHPに先を越されてしまっていた滝。
 市比野の町から、川の左岸に沿って登る道路沿いのヘアピンカーブに、ロードミラーと落石注意の看板があるところから荒れた山道が延びている。
 この山道は川から約100mぐらいの距離を保ち、川に沿って上流に伸びている。この荒れた山道を20分ぐらい登ると、いい加減道が不明瞭になり、川の方からはせせらぎとは異なる轟が聞こえ始める。
 そこから川まで下るとこの滝に到達する。
 入来町郷土史にある「中の滝」であると推測される。


赤仁田の滝 (仮称)
河 川 名 赤仁田川(戸板野川)
推定落差 10m(本体)
場所など 薩摩川内市入来町赤仁田
撮影日 2009.12/12
 「中の滝」から左岸の崖を登るとすぐ上流にある。
 4条の幅広い流れが見れる。
 入来町郷土史にある「赤仁田の滝」であると推測される。
 この他にも周辺に「戸板野滝」があるはずであるが、「地学切手」さんが周辺を広範囲に散策した結果、他にめぼしいものは無いらしい。
草木段の滝 (仮称) 
河 川 名 市比野川支流
推定落差 3m
場所など 薩摩川内市樋脇町草木段
撮影日 2007.4/29
 県道36号線を北上し,藤本小学校をすぎて左に曲がった道路沿いにある。
 滝とは呼べないけど一応・・・




大谷の滝 (仮称) 
河 川 名 市比野川支流
推定落差 3m+3m+8m+3m
場所など 薩摩川内市入来町大谷山
撮影日 2007.4/14
 入来町の大馬越から大谷山への林道沿いにある。地図には2カ所滝の表記があるが,これではない。また道路から直接見ることもできない。
 大きく分けて4段に分かれており3段目が一番落差がある。
湯之滝
河 川 名 城後川
推定落差 4m
場所など 薩摩川内市市比野温泉市街地
撮影日 2007.4/29
 近くには駐車場と小さな休憩所がある。
 場所は、すぐ解ると思う。


藤本滝  
河 川 名 岩下川
推定落差 25m+4m
場所など 薩摩川内市樋脇町藤本
撮影日 2007.4/29
 近くには駐車場と小さな休憩所がある。県道36号線沿いの県道304号線が繋がる辺りに花壇のロータリーがあり、その辺りに誘導の看板がある。
 2段の滝で、側面を階段で上れる。

■一の滝


■一の滝と二の滝


■三の滝
観音滝  
河 川 名 瀬尾川
推定落差 55m(三段)
場所など 薩摩川内市下甑瀬尾
撮影日 2011.7/18
 三国名勝図解に「瀬尾滝」と紹介される。水量、落差ともにすばらしい滝。上流には人家が無く、滝壺に行くと清涼な空気に包まれる。
 場所は観光化されているので、下甑島に渡ることができれば簡単に見つけることができる。
佐之浦滝 その二(仮称) 
河 川 名
推定落差 3m(二段)
場所など 薩摩川内市下甑佐之浦
撮影日 2011.7/20
 瀬尾から手打に抜ける瀬尾トンネルを出て、すぐ右手に落ちる小滝。



佐之浦滝 その一(仮称) 
河 川 名
推定落差 2m+4m
場所など 薩摩川内市下甑佐之浦
撮影日 2011.7/20
 瀬尾から手打に抜ける瀬尾トンネルと手打トンネルの間に流れる沢に落ちる2段の滝。
 滝に近づく遊歩道らしきものはあるが、草に覆われる。


内川内の滝  
河 川 名
推定落差 30m+30m
場所など 薩摩川内市下甑瀬々野浦
撮影日 2011.7/18 2011.9/2
 2万5千分の一の地図に位置が記される西側に落ちる滝。当初観光クルーズ船で海上から撮ろうと計画していたが台風のため欠航となり、それならばと滝壺付近まで近づいてみた。上流の集落の道路から山道を1qほど下る。最初は歩きやすいが徐々に道でなくなっていくあのパターン。かろうじて見えるところから腕を伸ばしてみるも全貌は拝めない。
 いつの日かリベンジを誓う。

 9/2観光クルーズ船から撮る機会ができる。当日は波が荒く、片手でコンデジで撮ったので、やはり画質が荒い。
 いつの日かリベンジを誓う。
貝水  
河 川 名
推定落差 20m
場所など 薩摩川内市下甑瀬々野浦
撮影日 2011.9/2
 「内川内の滝」のすぐ近くに直接海に落ちる滝。上部は霞んでいてよく見えなかった。
 ちなみに「貝水」と呼ばれる滝は、ここだけではないらしいが、これ以上は時化がひどく船が引き返すこととなった。
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