奄美地区の滝

 奄美地区と言っても,今現在調査しているのは奄美本島と徳之島だけ。
 小さな島ではあるが山は非常に深く,なかなかの滝も少なくない。
 中には,「小原の滝」の様に,よそじゃ見られない滝もある。
 ただ,奄美の川は,地元の人がハブ捕りに行くぐらいの「ハブポイント」なので注意が必要だ。


◆カウント
滝かな?クラス
滝だね〜クラス
見所あり滝クラス
エクセレントor苦労した滝クラス
スペシャルorとても苦労した滝クラス

マテリアの滝 
河 川 名 住用川
推定落差 10m
場所など 大和村福元
撮影日 2003.5/4
 周辺は「フォレストポリス」としてバンガローや遊歩道が整備されている。「マテリア」とは森がとぎれて陽の光が差し込む,みないな意味だとのこと。
小原の滝 
河 川 名
推定落差 25m
場所など 伊仙町小原海岸
撮影日 2006.1/14
 海岸の砂浜に直接流れ込む滝。海岸は西向きなので夕暮れ時は特に美しい。滝の岩壁はオーバーハングしており鍾乳石のつららが珍しい。
 水源は崖からわき出す。この辺りは地形全体が石灰岩の上にあり,崖の上の台地に染みこんだ地下水が石灰岩のすき間や鍾乳洞などを通過し海岸に流れ込む。
 この小原海岸は断崖の下に隔離されたような地形。海岸には小原温泉の残骸があった。しかし,本当の温泉ではなく海水を日光で温めただけだったらしい。
 正確なアクセス方法は説明しにくい。(覚えていない)
田行滝 
河 川 名 田行川
推定落差 5m
場所など 徳之島町下久志
撮影日 2003.9/15
 県道80号線沿いに掛かる橋から見えます。
阿権の滝 
河 川 名 阿権川
推定落差 4m
場所など 伊仙町阿権
撮影日 2003.12/29
 県道83号線の海岸沿いの道から見れる。最近できた写真の橋からは滝は見えないが,深い峡谷は見応えがある。これらの深い谷は道路が整備されていない数十年前までは往来に非常に苦労したそうです。
水神様の滝 (仮称)
河 川 名
推定落差 1.5m
場所など 徳之島町池間
撮影日 2006.2/18
 池間の公園に水神様のほこらがあり,その裏手の小川に小さな滝がある。
 水神様の碑があるならと探して見ました。
米川滝 (仮称)
河 川 名 米川
推定落差 2m
場所など 徳之島町井之川
撮影日 2006.3/12
 井之川中学校の横の川を遡ると小さな滝がある。
 ひょっとしたらこの奥に本滝があったかもしれないが滝壺に浸からなければ近寄れない。
 オトマッキーさんの「米川滝」は、これじゃないかもしれない。
大瀬川の滝 (仮称)
河 川 名 大瀬川
推定落差 15m
場所など 徳之島町亀津
撮影日 2006.2/18
 徳之島町の市街地から亀津中から大原トンネルへ抜ける道路から少し入った所にある。
 なかなかの滝だが地図上に表記はない。昔は、子供の遊び場だったそうです。
 存在を地元の人に教えてもらい、地図上で辺りを付けた場所を探して見つけました。


山田川の滝 (仮称)
河 川 名 山田川
推定落差 8m+7m
場所など 徳之島町亀津
撮影日 2006.2/18
 場所は,少し説明しにくい。(はっきり覚えていない)2万5千分の一の地図で砂防ダムがある所の少し上流にある。
 2段の滝となっており,さらに数十mm下流に下の写真の小さな滝となる。
 これも地図には載っていない。発見はカン。
美名田の滝 
河 川 名 美名田川支流
推定落差 10m
場所など 天城町美名田
撮影日 2006.6/1
 川を少し遡った少し分かりにくい所にある。
「日本滝名鑑」に「いさらたきね」と紹介される。
水琴窟の滝 (仮称)
河 川 名 堀切川最上流
推定落差 0.5m
場所など 伊仙町犬田布岳山中
撮影日 2006.2/12
 非常に小さい滝ではあるが,滝壺が水琴窟の様に静かな森の中に響き渡り不気味。実はこの滝ので道に迷い,どっちに進んでもこの場所に戻ってきてしまい,最終的に川を下り(本来はやってはいけない事)抜け出せた。
 この山は本当に地形が複雑で2回来て2回迷った。でも、なぜがこの滝に戻ってきてしまう。


堀北川滝その1,2 
河 川 名 堀切川
推定落差 8m 6m
場所など 伊仙町犬田布岳山中
撮影日 2006.2/4
 堀切川を上流から下り滝に遭遇。これが断崖絶壁の20m位の滝だったら万事窮すだったが幸いにも滝の側面を下ることができた。
 時間的に夕方で,露出が足りない。さらにこのときは少し焦っていて念入りに写真を撮ることができなかった。
小島洞の滝 (仮称)
河 川 名
推定落差 6m
場所など 伊仙町小島観光洞内
撮影日 2004.12/18
 鍾乳洞の中にある滝。現在はこの鍾乳洞は閉鎖されている。滝の周辺は水しぶきが激しく,フラッシュが乱反射してうまく撮ることができなかった。
 鍾乳洞は,このまま地下河川とともに続き,小島の海岸にぽっかりと開いて,海へと流れていく。
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