6. 鳥居

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二之鳥居
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修復中の鳥居
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道 帳
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戦前の参堂

 鳥居は二つあり、辻の交差点近くが一之鳥居、三之社付近のものが二之 鳥居です。二之鳥居は明治40年に、加治木の小杉恒右衛門が寄進して建て ました。小杉氏は西郷隆盛の籠を担いだ人物といわれいます。 2006年4月に工事車両によって引っかけられ崩落しましたが、直ちに修 復されています。加治木石で造られています。

 

 鹿児島神宮の参道は、近世には9間半~10間の幅を持っていることが『道帳』から窺われる。『道帳』は、 文政6(1823)年に作成されたもので、国分郷内の道路を村ごとに調査したものである。 参道の道幅は、辻堂~鳥居問が9間通りで、弥勒堂前の三之社付近が8間通り、弥勒院前が10間とかなり 広い参道であったことが分かる。

 

   内村

   一、御前馬場辻堂より鳥居之元まで本九間通之由当分八間通り但内山田村境

   一、鳥居之元より上弥勒院屋敷掛り十問通り境右同断

   一、弥勒堂前石壇柴植付之場所三之社より石橋下まで八間通(文政6(1823)年『道帳』)


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