アスベストの入った屋根材の葺き替えに!!
屋根材の撤去作業工程では、釘抜き作業時に屋根材が傷つけられるため、この作業において、飛散石綿が発生しているのを確認しました。何も処理をしなくて、そのまま釘抜き作業をすると、作業者呼吸部位や作業環境に基準値以上の石綿が発生します。
シールドサクション工法は固定釘、飛散石綿、粉じん、釘抜きが破砕した釘周辺の屋根材の破片等を吸引除去します。
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石綿の入った屋根材解体に潜む危険
平成15年以前に屋根材として使用された化粧スレート・波形スレートはアスベスト(石綿)を含有しています。
石綿を含んだ屋根材を何の対策も取らずに解体すると、アスベストが近隣まで飛散してしまい、作業者だけでなく近隣住民までも吸入し、数十年後に「石綿肺」や「肺ガン」、「中皮腫」を発病する可能性があります。
これらアスベストを含んだ建築材及び建物の解体については特に注意を要する旨の通達が監督官庁である厚生労働省よりなされています。
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