自分の掌が 自分のものでなくなって

どんどん どんどん あたたかくなってきて

ずんずん ずんずん 大きくなって

つつんでくれる

私を強く抱きしめてくれる



奈良ホテルの小さなメモ紙にこんなこと知らない間に
書き留めていました






POEMINDEX