ホテルに帰ると窓からもほんとうに綺麗な紅葉がお出迎えしてくれました!



ホテルで一人の夕食です。高級ホテルだったので夕食もなんとも高級(^^;)
分不相応だったかなと深く後悔した一瞬です(^^;)でもめったに来ることないんだし

まっ、いいかっ

高級白ワインにこのお魚料理もう舌もとろけるくらい
ほんとに、ほんとに美味しいでした(^−^)




けど、このワイン計算してみたら私が家で飲んでるワインの
なんと20倍のお値段(@@)!!トホホ




プランにカクテル一杯だけ無料の券が付いていたので、バーでいただきました。
あんまり高級すぎて酔いも早く廻ったみたい。そうとうぶれてますね(^^;)





ホテルの廊下も階段もやんごとなき面持ちです。





この際なので最後の最後までホテルの写真撮りまくってきました(^^;)

さて、いよいよこの旅の一番の目的のさだまさしさんの講演会が行われる会場へと向かいます。



奈良県立図書情報館です。
横を佐保川という川が流れています。川沿いの桜が目を疑うばかりに
まばゆくほんとうに美しいでした!

さださんの講演の前に、千田稔先生という方のお話がありました。
世界的にご高名な先生なのに大変庶民的な親しみやすいお人柄で
お話がホントに面白くってみんなで笑い転げていました。先生のお話で一番
印象に残ったのは、曲水の宴を例にとられた先生の人生観です。
わざとくねくねと曲がった水の流れの中を杯がゆらゆらと流れてゆく。
まっすぐじぶんの意志で突き進むよりも、流れに身を任せてゆらゆらと漂うような
生き方もいいですよって。生きることを味わうというのでしょうか。私も水に浮かぶ
小さな杯になりたいな、なんてふっと思いました。



さて、いよいよさださんのご登場です!千田先生は準備されていたスライドを元にお話を
進めて行かれましたが、さださんはマイクひとつです。それできちんと起承転結オチまでつけて。
やっぱり、さださんって天才だわ。お話が深くてムツカシイ(><)一回聞いただけじゃ私には
ちっともわかんなくってまるで数式を解くみたいに難解。何度も何度も考え直さなくっちゃ。
想像力ですね!お話の中にありましたね。ものには必ず手繰り寄せられる紐が付いてるって。
その紐がふっと緩んだときにすかさずひっぱる!そうすると私のほうに
寄って来てくれる!!お話の中のさださんがおっしゃる本の存在、私にとっては
さださんそのものです。噛めばかむほど味が出てくる。そしてびっくり箱みたいで。


講演が終わったらすぐに空港に向かいました。



私にとってはこの大都会を潜り抜けなければならないのが
何よりのストレスです。



けれど空港へ向かうバスの中からこんなに美しい夕日が私に手を振ってくれました。
紅葉に強く抱きしめられたような奈良への旅。
ほんとうにありがとう!!



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