旅の宿にて(午前3時)


あなたは私の骨を食べたいと言ってくれた

こんなにうれしいことはないけれど

でもそこまでしなくっても

二人がほんとうにひとつになれるその日は

必ず訪れるという確信に抱かれる

そんな安らかな気持ちで眠りにつける旅の夜

広いベッドの横 どれだけ手を伸ばしてみても

あなたには届かないのだけれども








(もちろんこれは架空のお話です。ポエムということでどうぞお許しください。)






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