晩夏の太宰府ふらりひとり旅
何だかお手紙したためたくて
ふいに季節の重なるところ
こうして水の神様を丁寧にお祀りしてあるのですね。
お地蔵さま
そっと野菊を
手向けましょ
人の縁
この円の中
大宇宙
ふたりひとつのいのちをいきる
きっと咲く
明日はきっと
光咲く
天神様でもこんなに力強い復興への祈りが捧げられていました。
苔の緑を見ているとなんだかホッと心が落ち着きますね。
この鏡の向こうはきっともうひとつの違う宇宙かも?
観世音寺の土の色はきっと千年前と
ちっとも変わらないのでしょうね。
ここに佇んでいるとふと
千年というその時間の永さがわからなくなります。
いつもいつも
観音様は私の隣にそっと腰掛けて
変わらず優しく語りかけてくださいます。
次の世も
また次の世も
次の世も
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