おおすみ子供発達支援&おおすみ地域療育センター
 

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肝属地域における現在の療育の流れ

新生児〜未就学児

新生児〜未就学児

小・中・高校

毎日複数の医療・療育機関に通院・通所しなければなりません。夏休みなどは家にこもりがちです。

小・中・高校
卒業後

卒業後卒業後の生活の場が家庭だけに限られてきます。

私たちはこれらの現状を改善するために活動を始めました。

 

発足と活動

●委員会発足

平成13年12月にきもつき地区療育センター開設促進委員会として、療育センター設立に向けて活動を開始。


●センター開設への三つの願い

  • 乳幼児期から専門的・総合的なリハビリテーションが受けられる
  • 18歳以上の重度障害のある方が家庭以外で生活できる場を確保できる
  • 就学している障害のある児が学校・家庭以外で生活でき、専門スタッフによる療育を受けられる場を確保できる


●平成14年度の活動

  • 当事者への説明会
  • アンケート
  • 署名(23,206名以上 平成16年3月30日現在)
  • 療育講演会
  • 利用願い募集(100名)
  • ”おおすみ地域療育センター”に名称改変
  • 『平成14年度3月、設立要望書提出』を目前にしながら、主に資金的な問題が解決できず、提出かなわず。


●平成15年度の活動

  • 14年度の苦い経験を糧に問題点を整理し、今後の活動を以下の点で再検討
      ・資金面の解決策
      ・委員の役割分担
      ・啓蒙活動の推進
      ・センター開設に向けての様々な方策の検討
  • 月1回の勉強会、療育活動
  • 講演会
  • 広報誌発行
  • ブルーベリー農園「らん・藍・RUN」開園
  • 「おおすみ地域療育センター」設立要望書提出


●平成16年度の活動計画

  • センターの具体的な事業内容の検討
  • 月1回の勉強会、療育活動
  • 広報誌発行
  • ブルーベリー農園「らん・藍・RUN」16年度会員募集
  • 「おおすみ地域療育センター」設立要望書提出
  • 今すぐに自らできる療育活動の計画策定


この間、紆余曲折を見ながらもここまで活動を推進してこれたのも、多くの方に支えられてきたおかげです。今後とも末永くご支援下さい。

 

構想の背景と目的

●背景

  • 専門的な治療(リハビリテーション)を必要とする乳幼児が遠方での治療を余儀なくされています。
  • 近隣での治療は、殆ど民間の医療機関で限られた専門スタッフによって実施されているのが現状です。
  • このため、効率的で、きめ細かい、組織的な治療が実施されにくくなっています。
  • 養護学校などを卒業した後、重度の障害を持った子供達の生活の場が家庭だけに限られています。
  • 放課後、夏休みなどの長期休暇の際も障害を持った子供達の生活の場が家庭だけに限られ、子ども達や家族は学校と家庭の往復、或いは家庭内のみの生活を余儀なくされています。このため、介護者の外出、就労もままならない状態です。

●目的

  • 高度で専門的な療育ネットワーク構築を、特に医療的な面から支える中核的な療育機関の設置を希望しています。
  • 肝属地域であれば40分以内で通院(所)可能な、高度で専門的な治療を受けられる施設の設置を希望しています。
  • 学童保育等のレスパイトケアが可能な施設の設置を希望しています。
  • 上記の目的を達成するため、鹿屋市内に、診療部門(リハビリテーションセンターを含む)・総合通園部門(肢体不自由児・知的障害児通園施設、重度心身障害児通園事業)からなる療育センターを設置できればと考えています。

 

中長期的展望

●最終目標

  • 医療的な面から療育を実施する、大隅半島における中核的な療育機関。
  • 機能的改善などを目的とした手術などのより高度な医療の提供。
  • 放課後・長期休暇中の学童保育、日中・夜間のショートステイなど、レスパイトケアの実施。
  • 教員・介護職・指導員などに対する長期(1週間程度)研修事業。
  • セラピストなどの医療専門職に対する長期(1週間程度)研修事業(ボバース、感覚統合、インリアル、その他)。
  • 診療(治療、診断、リハビリテーション)に関する組織的な研究活動。

●第1段階(開設3年まで)

  • 医療的な面から療育を実施する、大隅半島の中核的な療育機関としての充実。
  • 放課後、長期休暇中の学童保育の一部実施。
  • 重度の障害を持った子供達とその家族に対する日中のショートステイ。
  • 教員・介護職・指導員などに対する短期(2.3日程度)研修事業。
  • 経営の安定化。

●第2段階(開設6年まで)

  • 夜間のショートステイ。
  • 教員・介護職・指導員などに対する長期(1週間程度)研修事業。
  • セラピストなどの医療専門職に対する長期(1週間程度)研修事業(ボバース、感覚統合、インリアル、その他)。
  • リハビリテーションに関する組織的な研究活動。
  • 子育て支援(タッチケア、その他)。

●第3段階(開設9年まで)

  • 診療(治療、診断、リハビリテーション)に関する組織的な研究活動。
  • 機能的改善などを目的とした手術などのより高度な医療が提供できる施設に関する研究。

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