日記(12月)    戻る    トップへ

31日(水)  模擬授業で学ぶ

 1月7日に集落の子ども会行事で「鬼火たき」がある。
 本日、午前8時から11時半までその準備をする。
 雨だったため、カッパを着ながら足元や手は泥まみれになりながら準備をする。
 これがなかなか大変だった。
 終了後、風呂に入り、汗を流す。

 さて、今日の本題、「模擬授業で学ぶ」である。

  これまで何回模擬授業をやってきたのだろう。

 このことをたまに考える。
 HT氏と9年前「法則化サークル」を立ち上げて以来、ずうっと模擬授業やってきた。
 1回の学習会につき2回はやってきたように思う。

 そこで、何回模擬授業やってきたか以下に計算してみる。
 まず、9年間の月数である。

  12ヶ月×9年=108ヶ月

 次に、108ヶ月の間に何回学習会をやったかである。月2回平均で学習会やってきた。

  2回×108ヶ月=216回

 そして、合計何回模擬授業やってきたかである。1回の学習会で2回程度模擬授業をやってきた。

  2回×216回=432回

 この数字から、最低でも200回は模擬授業をやってきたのが分かる。
 少なめに数を出したのを、垂水教育サークル時代には、学習会が月1回だったときもあるからである。
 以上のことからすると、私のこれまでの模擬授業の回数は次の通りと推定される。

  250〜300回

 振り返れば、よく模擬授業をやってきたのだと思う。
 私がもし「授業の力量」が高まってきているいるとすれば、この模擬授業によるところが大きいと思う。
 今後も、学習会で模擬授業をバンバンやっていきたい。

 ところで、最近こんなことも考える。

  量はある程度こなしてきたが、その質的な向上は果たしてどれだけか。

 これについては「怪しい」と思っている。
 模擬授業しながらも「覚束ない」ことが多いからである。
 「こんな授業やっていちゃあ、ダメだ」と思うことが多いからである。
 「くどく」「ゴテゴテした」授業から今だ抜け出せずにいるからである。

 今後の課題として、「模擬授業の回数をこなす」だけでなく「その質を高めること」、これに重きを置きたい。
 「模擬授業の質を高めること」とは、例えば次のことである。

  1 提案性のある模擬授業をすること
  2 しっかりと準備をして模擬授業に臨むこと
  3 得意な内容や成功した授業だけでなく、それ以外の内容についても手を出し、教材   研究・授業作りなどの準備をちゃんとして、模擬授業を行うこと
  4 学習者の思考を促す・認識を変える「授業の組み立て」「授業行為」を行って模擬授   業をすること
  5 授業開始1分で「学習者の心」をぐうっとつかむ授業をすること
  6 単純・明快、シンプルな授業の組み立てにすること
  7 教材・教具などを多様に準備し、それを授業で活用すること

 まだまだあるが、私・徳田の模擬授業での努力点を上に述べた点に置きたい。
   

 話は変わって、翌日元旦は、郡山町の「花尾神社」に初詣に行く予定。
 そこで「願う」のはただ一つ、「家内安全、家族全員の健康」である。 

 
30日(火)  「模擬授業」で学ぶ

 実は、この日記を書いているのは31日の大晦日の日である。
 昨夜「この日の日記」を書き上げてあと少しで完成というところで、間違って「バックスペースキー」を押してしまった。
 その途端、せっかく書いていた日記全てが消えてしまったのだ。。
 決定ボタンである「エンターキー」を押すつもりが、「バックスペースキー」を押してしまったのである。
 「しまったっ!」と思ったが後の祭り。
 一からやり直しである。

 それにしてもノート型パソコンはちょっとした動作(パソコン操作の)で、画面が変わる。あれはどうしてだろう。少し触れただけで、ある機能が働きだすのである。

 ということで、「模擬授業で学ぶ」の内容は、31日の日記に回す。
 

 
29日(月)  極真カラテの世界王者木山仁選手について

 12月22日、極真会館主催「全世界空手道選手権大会」で優勝した木山仁選手の優勝祝賀会に参加した。

 木山選手は、全日本大会で2連覇、世界大会の軽重量級で優勝をした実績の持ち主。
 今は押しも押されぬ極真カラテのエースである。
 今回の大会は4年に1回ある無差別の大会。それで見事栄冠をつかみ、「極真の真の王者」になったのである。

 実は木山選手、この大会の1ヶ月前に大きなケガをした。それも大会に出る選手としては致命的なケガをした。
 私がそれを知ったのは、格闘技関係の雑誌。「格闘技通信」だったと記憶している。
 
 世界大会に出る選手は皆、大会を1月後に控えて強化合宿を行っていた。
 その合宿のスパーリング中、木山選手はアバラ骨を痛めたのである。それもほぼ骨折に近い状態のケガだった。
 そのケガを知った時点で、本人と鹿児島県支部長の竹和也師範は「目の前が真っ暗になった」と言う。「優勝は無理かもしれないと思った」と言う。
 走るのもダメ、シャドーもダメ。体を動かすだけで、脇腹に激痛が走ったと言う。

 それ以来木山選手は、ただただひたすら「今現在の体」でできることをやっていった。
 ただひたすら歩く。ただひたすらスクワットをする。それも何時間も・・・・・。
 簡単な基本稽古さえできない。もちろんシャドーも・・・。
 「これが世界大会に出る選手の練習か」と思うような練習をせざるを得なかったのである

 いや練習にはなっていなかった。
 ただひたすら「今現在の体」でできる精一杯のことを木山選手は黙々と続けていったのである。

 祝賀会のあいさつで師匠である竹和也師範は言った。(文責は徳田にあります。)

  「木山は、今までの選手生活の中で1番最悪のコンディションで世界大会を向かえまし   た。大会出場も無理ではないか、と思いました。
   直前まで治療もしました。
   しかし、痛めたところは完治しませんでした。
   何より1番大事なこの時期に稽古ができなかった。大会に向けた練習がほとんどでき
   なかった。
   はっきり言って優勝はあきらめかけていました。

   しかし、木山はよくやってくれた。
   がんばったね。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 しかし、木山選手は1月後の世界大会で見事優勝したのである。
 6試合中1本勝ちは二つ。上段回し蹴りと中段回し蹴りによる1本勝ちだった。
 

 
28日() 徳之島から来るA氏と市内在住のH氏と天文館で飲む。
 6時に「ジャングルブック」で待ち合わせ。
 私は4時半すぎから天文館に来て、それまで本屋さんを何軒か回った。
 行ったのは次のところ。

  1 ジュンク堂
  2 ジャングルブック
  3 糸書店

 この中の「糸書店」は本当にしばらくぶり。
 「糸書店」は天文館にある古本屋。大学の頃良よく行っていた。
 ここでいろいろな文庫本や「小林秀雄全集」などを買っていた。
 それ以来だから、16年ぶりである。
 見かけなかったので、もうなくなっていたと思っていた。
 しかし、この前U氏から「まだあるよ」と教えていただき、早速行った次第。

 「斎藤喜博全集」のある巻があった。内容は詩教材・短歌教材に関わる理論的なもの。
 しかし、ここでは何も買わなかった。
 「糸書店」は文学関係が充実しているので、文学が欲しい方にお勧め。

 結局、ジャングルブックで教育書を2冊購入。
 もっと買いたかったが、これから飲み会に出費があるということと、少しでも家計に影響が出ないようにと、
どうしても欲しいものに限り購入。
 昔は、バンバン教育書を買っていたが、今はどちらかと言うと控え目。
 もし宝くじに当たったら、相当な額を書籍にあてるだろうなあ。

 ところで、飲み会はというと、「吾可愛(わかな)」から始まり、最後は「サテンドール」でしめる。
 1時頃終了。
 帰りは、A氏の弟さんに送ってもらった。
 同じ極真カラテの仲間同士(皆黒帯)、楽しく酒が飲めた。
27日(土)  学習での学び(模擬授業のするために徳田が準備したこと)

 昨日の日記で、3年国語「たからものさがしに」(光村図書)の実践を紹介した。
 その実践のために、教材研究をしてまとめた資料がある。
 以下に掲載する。
 学習する内容は何か。どのような知識・技能を理解・習得すれば、本単元の作文が書けるようになるのか。それをまとめたものである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 この単元は,「想像作文を書く」単元である。以下の設定で物語を書くことになっている。

 1 場  所   宝島
 2 主人公    男の子と女の子
 3 話の概要 2人が宝物を手に入れるまでの話
 4 話の構成
 (1)宝島に上陸する(宝島の地図を手に入れる)
 (2)出会う動物・危険1
    出会う動物・危険2
    出会う動物・危険3
 (3)宝を手に入れる(その後の2人)
 5 話の内容
 (1)主人公の二人が,「動物」や「危険なもの」に出会ったときどう対処し,どうなるか,と   いう観点でストーリーを考える。
 (2)次のものを書くようにする。 
    @ 島の様子や二人が見た周りの状況
    A 二人の会話や声
    B 二人の行為
    C 二人の心情が分かる表現
    D 出会った動物の行為や様子・鳴き声等
    
 上の条件を満たす「物語」を書くには,児童は次の知識・技能を理解・習得する必要がある。

 1 「男の子と女の子が宝物を手に入れるまでのこと」を想像して物語に書くこと。
   つまり,宝物を手に入れるまでのことを書く「想像作文」であること
 
 2 次の組み立てで物語を書くこと(宝物までの道筋を特定する)
  (1)宝島に上陸する(宝島の地図を手に入れる)
  (2)出会う動物・危険1
     出会う動物・危険2
     出会う動物・危険3
  (3)宝を手に入れる(その後の2人)

 3 次のストーリで書くこと(想像すること)                
  (1)宝島に上陸したとき主人公の二人は,どうだったか。
  (2)主人公の二人は,「動物」や「危険なもの」に出会ったときどう対処し,
    そしてどうなるか。 
  (3)宝物を見つけて,話の最後はどうなるか。
 
 4 次のことを書くこと
  (1)島の様子や二人が見た周りの状況
  (2)二人の会話や声
  (3)二人の行為
  (4)二人の心情が分かる表現
  (5)出会った動物の行為や様子・鳴き声等

 5 次のことを考えながらストーリーを想像し,書くことができる。 
  (1)二人が出会った動物は何をしていたか。どんな様子だったか。  (起)
     二人が出会った危険とは何か。どんな様子だったか。
  (2)二人は動物(危険)と出会って,何と言ったか。何と思ったか。 (承)
  (3)そこで起きた事件とは,何か。 (転)
  (4)二人はどのようにしてその場から離れたか。(二人の工夫など)(結)

 6 書き方のポイントや実際の記述の仕方・記述内容が分かる。(文末,接続語,表現・   記述,展開)
  (1)書き出し方
  (2)会話文
  (3)文の書き方
  (4)記述・表現の仕方
  (5)書き終わり方

   * 次のものを参考にさせる。
    @ 教科書の教材文(読む・使う・視写する)
    A 参考になる物語(例「エルマーのぼうけん」)(読む・使う・視写する)
    B 文型を示す。
       文章形式を示す。
 

 
26日(金) DTT学習会(13:00〜17:00)

 場所は伊集院町中央公民館。
 日程は以下の通り。

  13:00〜13:10  準備、日程確認
  13:10〜16:55  模擬授業&レポート検討
  16:55〜17:00  片付け

 初めはU氏、HT氏、私の3人。その後少し遅れてYZ氏参加。2時半過ぎからHG夫妻が参加。結局6人で学習会を行った。
 内容は以下の通り。

 1 深澤A型道徳授業「動物の生命を考える」(U氏)
 2 国語3年「たから物をさがしに」〜物語を想像して書く〜(徳田)
 3 道徳「見えない自分を見えるようにする方法」〜アンケートを書く〜(HT氏)
 4 道徳「うそ」〜約10年前に実施した授業の修正追試〜(U氏)
 5 社会・イベント模擬授業「金閣寺」(YZ氏)
 6 絵本の読み聞かせ「友だちできるかな?」(HG氏)
 7 社会4年「郷土の開発」〜教科書をこう活用する〜(徳田)
 8 学級PTA資料の紹介&「とっておきの道徳」「楽しい体育」の原稿紹介(HT氏)

 「教育サークル・モア」学習会と同じで、授業検討は「点数とその理由・根拠を言う」形式
で行った。
 私は4本用意していたうちの2本を行った。
 1本目にやったのは、3年国語「たから物をさがし」という単元の第1時。
 「宝物を手に入れるまでのことを想像して作文に書く」という単元である。
 
 やり始めの30秒でダメだと思った。
 くどいし、複雑だし、授業がゴテゴテしている。何よりやっていてしっくりいかない。
 「こんな授業をやってちゃあ、ダメだ」と思った。 
 特にダメだったのは後半。
 単純明快、そして「授業始まりの1分で学習者の心をつかむ」、そんな授業を作らないといけない。

 第1発問・指示からまずダメだった。
 次の通りだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 1 「何の物語を書くか」を知る。

 説明 教科書51ページです。
 発問 これはどこの地図でしょう。
 指示 それが分かるところを指さしなさい。

  ◇ たから島の地図 

 説明 この単元では、「宝物を手に入れるまでのことを物語に書く」という勉強をします。
 説明 この単元では,この宝島について物語を書きます。
 発問 どのような物語を書けばいいのでしょう。
 指示 先生が読みますから,みなさんは指でなぞっていきなさい。
     50ページのところです。

 説明 この単元では,物語を作るですね。
 発問 どんなことを物語にするのですか。
 指示 それが書いてある一文見つけて線を引きなさい。

  ◇ この絵地図を見ながら,男の子と女の子が、たから物を手に入れるまでのことを想   ぞうして,物語を作りましょう。

 指示 一緒に読んでみましょう。サン,ハイ。


2 物語の設定を知り,書く場面を設定する。

 発問 この物語の舞台・場所はどこでしょう。(たから島)

 指示 今から黒板に書くことをノートに写しなさい。

  1 たから島に来た男の子と女の子が
  2  たから物を手に入れるまでのこと
  3 物語に書こう

 説明 物語を書く前に,いくつか確認しましょう。
 発問 登場人物は誰と誰ですか。

 発問 島のどこから上陸したのですか。
 指示 ○で囲みなさい。

 発問 宝物は,島のどこにありますか。
 指示 ○で囲みなさい。

 説明 宝物のところに行くまでには,何通りかの道があります。
 発問 あなただったら,どこどこを通って宝物のところまで行きますか。
 指示 鉛筆でずうっと書いていきなさい。

 説明 途中,何かと出会いますね。モノや動物ですね。
 指示 ○で囲みなさい。

 指示 「出会うモノ」を発表してもらいましょう。

 ☆ 数名を指名する。

 発問 さて、二人は安全に楽に宝物まで辿り着けそうですか。

 ☆ 2,3名指名する。

 発問 どうしてですか。

 ☆ 数名指名する。

 確認 危険なことや危ない目にあったりするんですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 今だったらこうするだろう。

 説明 教科書51ページです。
 発問 この絵は何でしょう。。

☆ 二人に指名する。

 ◇ たから島の地図

 発問 宝はどこにありますか。
 指示 指さしてごらん。

 説明 その宝物を手に入れようとしている男の子と女の子がいます。
 発問 どれですか。
 指示 指さしてごらん。

 指示 この宝島の地図を見て気づいたこと・思ったことを発表してもらいます。。

  ◇ 宝のところまでに行くのに、いろんな動物がいる。
  ◇ 道をふさいでいる。
  ◇ 宝物を手に入れるまでに、いろんな障害や困難がありそうだ。

 発問 あなただったら、どこを通って宝物のところまで行きますか。
 指示 鉛筆でずうっと書いていきなさい。
     一つ目が終わったら、二つ目の行き方も書きなさい。

☆ 途中で次の指示。

 指示 途中で出会うモノや動物は○で囲みなさい。  

 指示 では、どこを通って宝物のところまで行ったか発表してもらいます。
 指示 「途中で起きそうなこと」「出会った動物とのやりとり」などについて、いろいろと想     
    像しながら発表してください。
 指示 説明のする前に、「宝物探しの冒険の始まり、始まり」と言ってからやってください。
     どうぞ。

☆ 数名に発表してもらう。「宝物の地図」を指しながら説明してもらう。
☆ 途中必要な「つっこみ」をする。

 説明 さて、この単元では、みなさんが今説明してくれた「宝物を手に入れるまでのこと」    
    それを「作文に書く」という勉強をします。
     「自分で勝手に想像して、いろいろと想像して、面白おかしく想像して」物語を作っ    
    てみよう、ということです。

 説明 では、先生が教科書50ページを読みますから、みなさんは目で追っていきなさい

☆ 教科書50ページの上の段だけ読む。
☆ その後、次のことを板書。それをノートに書くよう指示。

  1 男の子と女の子が
  2 たから物を手に入れるまでのことを
  3 想ぞうして物語を書く。

 以上が授業修正案である。
 
 明日の日記ではこの授業の続きについて書きたい。(もしかしたら、変わるかも・・・)


 
25日(木)  本日から冬休み開始。
 この日に、時間をかけて部屋の掃除や整頓、プリント・レポート類の整理をする予定。

 特に学習会やイベントでいただいたレポート・実践記録類は、雑然と置かれているので、「いつでも取り出せるように」「すぐに使えるように」、分野別に内容別に整理する予定である。
 部屋の整理・レポート類の整理も、自分の仕事・教師修業を充実させていくために欠かせないものである。(しかし、私は本当に整理下手である。整理がなかなかできない。この習慣というか、この性格はずうっと直らない。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 以上は昨日書いたものである。
 予告した通り、部屋の掃除とプリント類の整理を行った。
 以下の時間帯。

  11時〜12時30分(1時間30分)
  1時30分〜3時30分(2時間)

 けっこう時間がかかった。しかし、6割がた終了。
 新たに出したファイルはA4版のもの7冊。
 9月の学習会以来整理していなかったレポート・模擬授業案類を、教科・内容別に全て整理し、ファイリングすることができた。
 
 これで部屋の整理は6割がた終了。残りは明日以降行う。


 ところで、「日記」の形式を1月から少し変えた。
 詳しくは「1月の日記」をご覧いただきたい。
 「記録する日記」に加え、「使える日記」「構想を立てる日記」「予定を立てる
日記」「必要なことを覚え書きできる日記」にしたいと思ったのである。
 

 
24日(水) 終業式

 本日、終業式。
 冬休みの生活について、生徒指導の係として話すよう言われた。
 以下は、そのときの私の話。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  1学期の終業式のときに、先生は、「また学校が始まったときにみなさん全員が 元気な顔で無事この場に揃うことができる」これが1番の願いだと言いました。
  今日もその願いは同じです。
  そこで今日は次の二つことを話します。

  一つ目。
  こんなものを持ってきました。

   これは何を表した数字でしょう。(画用紙を見せる)

    「1年で 3万人」(画用紙)

   誰か?
   はいっ。

   (1年で事故にあった人の数)
   他にいますか?
   正解です。
   
   これは、日本全国で1年間に交通事故で「亡くなった人の数」です。1年間で「3万人」の  人がなくっているのです。
   これを1日に直すと、「100人」です。何と1日の間に100人もの人が事故で亡くなって  いるのです。
   これをもっと計算してみました。すると、・・・・・・

    「15分に1人」(画用紙を提示)

  の人が交通事故でなくなっていることが分かりました。
   これだけ事故はたくさん起きています。

   「事故」とは、「どこでも起きる」「いつでも起きる」「誰にでも起きる」、そして「たくさんの人  を不幸にする」、それが「事故」というものです。
   その事故の原因で1番多いのが「飛び出し」です。(「飛び出し」の画用紙を見せる。)
   これから始まる冬休み「飛び出し」には注意しましょう。

   二つ目です。
    (「火遊び」と書いた画用紙の、「火」の部分だけ見せて)
   何と書いてあるでしょう。

     火○○○

   (児童の多くが「火遊び」と答える)

   正解です。「火遊び」です。
   
   昨日、ニュースや新聞で小学生が「放火」でつかまった、というのがありました。
   「放火」とは、「家などにわざと火をつけること」を言います。
   「放火」は、犯罪の中でも最も罪の重いうちの一つです。「殺人」と同じように、最も罪の   重い犯罪の一つなのです。
   なぜか。「放火」というのは、「人の命を奪い」「お金や家とかモノとか、人の財産も奪う」
  からです。そして、事故と同じで「多くの人を不幸にしてしまい」ます。

   「放火」による火事と「火遊び」とは違いますが、でも「火事」のもとになるのが、「火遊び」  なのです。
   「火遊び」が火事になってしまったら大変です。なぜ大変かはさっき言ったとおりです。
   「火遊び」はしないようにしましょう。

   「飛び出し」と「火遊び」、この二つには本当に注意しましょう。
   この冬休みに何事もなく、また3学期に全員が元気で登校できることを願っています。
 

 
23日(火)  伊集院町内と鹿児島市内に買い物に一人で行った。
 行ったのは、伊集院の「サンサンランド」「ニシムタ」、そして鹿児島市の谷山の「N’s シティ ニシムタ」だった。
 何の買い物か。それは、秘密である。
 しかし、お目当てのものは全て買うことができた。
 
  2時過ぎに自宅を出、帰り着いたのは6時ちょっと前。
  その後すぐにこのパソコンに向かい、日記を書き始めたのである。
  実は、今赤ワインを飲みながら、この日記を書いている。あとしばらくしたら、焼酎に切り替える。
  それにしても、アルコールが入ると、疲れが取れる。リラックスできる。長時間の車の運転の疲れが、スウッっと引いていくのである。
 

 
22日(月)  2学期末の学級事務のほとんどを本日終えることができた。
 取りかかりが遅かったわりには、本日終了はなかなかなものであると思う。

 これで、自分のしたいことにいろいろとエネルギーが注げそうだ。
 しあさってから始まる冬休みにしたいことのナンバー1は、もちろん「教師修業」。
 今回の冬休みは徳之島へ帰省しないので、じっくりと「教師修業」ができそうだ。楽しく、楽しく、しかもいろいろと「教師修業」していきたい。
 本当にいろいろとできそうなので、楽しみである。

 また、12月26日にある学習会後の飲み会も楽しみだ。
 志を同じにする仲間との語らい、酌み交わす酒は本当にいいものだ。

 午後からある学習会では、「提案性のある」模擬授業を用意したい。
 

 
21日(日) 「全世界空手道選手権大会(極真会館主催)」
              木山仁選手・優勝祝賀会


 鹿児島県支部の木山仁選手が、11月初旬にあった世界大会で優勝した その祝賀会が鹿児島市与次郎ヶ浜の「サンロイヤルホテル」である。
 木山選手は、全日本大会で2連覇し、世界大会の軽重量級で優勝をした実績がある。
 しかし、今回の大会は4年に1回ある無差別の大会。その大会で見事栄冠をつかんだ。これで「極真の真の王者」になったのである。

 その祝賀会が本日あった。私も同じ鹿児島支部の指導員として参加。
 「サンロイヤルホテル」で1番大きな太陽の間であった。
 参加者約500名。午後1時30分から4時半までであった。
 
 その後、場所を天文館に変える。そこで、浪人時代以来の友人と20年ぶりに再会。M氏、M氏の知り合いの先生、浪人時代の友人、そして私の4人で楽しく飲み語らう。

「お互い変わったのは、体型と体重だけだ。」などと、冗談を言い合いながら
20年前と全然変わらないお互いのスタンスに、さらに酒が進む。
 居酒屋から始まり最後はラーメン屋でしめる。

 11時5分発のJRで帰る。

 
20日(土)  本日、長女を除く家族5人で鹿児島市へ買い物へ。
 以下のところに行った。

  1 電気のコジマ
  2 吉野家(昼食)
  3 N's シティ ニシムタ
  4 ミスミブックス

 12月26日にU氏主催の学習会DFTがある。
 そのときに必要な教育雑誌の別冊を買い求めたが、上記書店にはなかった。インターネットで申し込もうと思う。
 電気のコジマでは、パソコン関係のものをいろいろと見てみた。
 文書を変換できる「リッチテキストコンバーター」「PCカード」などである。
 結局購入しなかったが、パソコンの周辺機器及び必要なものは充実させていきたい。
 ミスミブックスでも結局教育書や教育雑誌を結局購入せず立ち読みしただけ。
 伴一孝氏が全8巻の本人だけの著作をまとめて出しており、中身が大変興味深かった。 
19日(金) 校内忘年会

 今年度、私は親和会の幹事。
 「ビンゴ&プレゼント交換」と「校内10大ニュース」「何が出るかな?」などのネタを用意した。
 これがけっこう大好評で、結構盛り上がった。
 「何が出るかな?」は、午後の1時から小堺一機氏がやっているテレビ番組のサイコロ回しからヒントを得たもので、個人個人今年の1年間を振り返
り「一言スピーチ」をしてもらう、というゲーム。
 次の通りのルールである。

 1 ビンゴでそろった人からプレゼントを自由に選べる。(プレゼント交換)
 2 ただし、サイコロを振って次のスピーチをしてからじゃないともらえない
   
   1の目が出たら・・・今年「うれしかったこと・よかったこと・楽しかったこと
   2の目が出たら・・・今年「びっくりしたこと・驚いたこと」
   3の目が出たら・・・今年「がんばったこと」
   4の目が出たら・・・今年「悲しかったこと」
   5の目が出たら・・・今年「しまった!やってしまった(失敗やドジッタこと
                                              等)
 
6の目が出たら・・・今年1番の出来事・事件と言えば・・・・

  * サイコロを振るとき、私が職員全員に言う。
     「音楽お願いします。」
     すると、職員から、
     「何が出るかな?何が出るかな?」
    の歌声。
     それに合わせて、サイコロが振られる。
     その後、出た目のスピーチをする。
 
  * 上の六つの内容は事前に知らせておいた。
  * どうしても答えにくい・思い出しにくい場合は、もう1回サイコロを振っ    てもよい。

 校内の忘年会は1次会で終了。
 その後、HT氏と洋風居酒屋「アバウト」で合流。
 10時半頃U氏と連絡が取れ、11時25分過ぎからU氏も合流。
 3人とも、本日は「校内忘年会」。その後、3人で合流したわけだ。
 その後U氏と私は、いつもの「大関」に行く。

 前回のイベントの話。授業の話。今度の学習会の話。イベント企画、道徳の授業作り、道徳の授業観など、本当にたくさんのことを語り合った。
 また、今度の12月26日の学習会が楽しみだ。
 

 
18日(木) 1月31日にある「有田和正・野口芳宏イン鹿児島」イベントの申し込みがここ数日ある。2名以上の申し込みがほとんどである。
 12月18日現在で33名の方が申し込み。ありがたい限りである。
 
 前回は、約140名の方がイベントにご参加いただいた。
 今回の目標は、「170名以上」においている。
 実際どれだけの参加があるか、当日にならないと分からないが、たくさんの方にご参加いただきたいと思っている。

 「教材・授業開発研究所」鹿児島支部としてのイベント開催は今回で5回目である。これまで次のようなことを思いながらイベントを開催してきた。

  多くの方に「有益で役立つ研修会の場」を提供したい

 
17日(水) 諸事情により、郷里である徳之島への帰省をやめた。
            冬休みのほとんどは、ここ自宅で過ごすことになる。

            子どもたちにとっては残念なことであったが、私にとっては、ここ鹿児島で
           「いろいろなこと」がじっくりできそうなので、
本当に楽しみな冬休みだ。

            ちなみに「じっくりできそうないろいろなこと」とは、つぎのことだ。

            1 家族サービス
            2 自宅の掃除&自分の部屋の掃除と整理整頓・リニュウアル
            3 3学期の授業準備
            4 教育書・ビジネス書を読む。
            5 教師修業的なこと
            6 知り合いとの呑ん方
            7 学習会
            8 ホームページ関係
            9 イベント準備及び企画
           10 個人的な趣味
           11 その他
 

 
16日(火)  私の勤務する学校では、火曜日の「8:35〜8:45」の10分間、コミュニケーションタイムというのがある。
 今日は、「冬休みに楽しみなこと」というテーマでスピーチをさせた。
 「スピーチの仕方」を次のように説明・指示し、「箇条書き的」に言う練習をさせた。

  説明 今日は、「冬休みに楽しみなこと」を発表してもらいます。
      次のように言います。(まず板書した。)

       冬休みに楽しみなことは、三つあります。
      
       一つ目は、・・・・・ということです。
       理由は・・・・・・だからです。

       二つ目は、・・・・・ということです。
       こうだからです。

       三つ目は、・・・・・ということです。
       こうだからです。

       このように、私は(ぼくは)冬休みがとても楽しみです。

 まず、私が出始めに言って例を示した。
 その後、3・4年生9名全員に言わせた。
 「お年玉」「クリスマスプレゼント」「いとこと会えること」など、冬休みに楽しみなことがいろいろと出された。

 
15日(月)  テーマを与えて日記を書かせることがある。
 また、こちらから題を指定して日記を書かせることがある。
 今日次の題で日記を書かせた。

  「寒くなった」

 この題で書かせた日記を以下に掲載する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「寒くなった」  4年R男

  11月になってから、すごく寒くなりました。
  学校では、ほとんどの人が長そでを着ています。
  あんなに半そででいた○○君も、上着を着てきて、大きな声で、

  「さみ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」
 
 と言いながら、学校に来ています。
  ○○君も、上着を着てきます。
  5・6年生も、
  「寒い。」
 と言っています。
  1・2年生も言っています。
  それぐらい、寒くなってきたことが分かりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ちなみに、6年前もこれと似たような題で日記を書かせた。
 そのときの日記の題は、「う〜、寒い!」であった。

 
14日(日)  休み
 

 
13日(土) 本日、「教育サークル・モア」の学習会

 1 場所  伊集院町中央公民館
 2 日程
   13:15〜13:30 日程確認、談笑
   13:30〜16:50 学習会
   16:50〜17:00 片付け
   18:00〜      忘年会
 
 7人が参加。模擬授業は9本あった。

 1 5年社会「キュウリの促成栽培〜イベント模擬授業〜」(YZ氏)
 2 4年社会科「鹿児島県の山T〜3枚の写真を活用する授業〜」(U氏)
 3 道徳「サンタは本当にいるの?〜絵本を使った授業」(徳田)
 4 6年国語科「熟語〜仲間わけしなさい〜」(HT氏)
 5 4年社会科「鹿児島県の山〜3枚の写真を活用する授業〜」(U氏)
 6 道徳「サンタはなまはげと同じだった」(徳田)
 7 2年図画工作科「チョロ凧〜工作〜」(HG氏)
 8 6年社会科「選挙〜絵の読み取りから授業をつくる〜」(HT氏)
 9 4年理科「水のすがたとゆくえ〜単元導入の授業〜」(徳田)

 私は4本用意してきたうちの3本を実施。残り1本は12月26日の学習会で行う。
 いつも通り、授業後に「今の授業の点数を付けてください。その根拠も述べてください。」形式で授業検討を行った。

 
12日(金)  昨日掲載した「サンタクロース」ネタ第2弾。
 次のものも模擬授業で行う予定。
 昨日と同じ徳田オリジナルである。

  「サンタクロースは なまはげと同じだった」


 説明 「サンタクロース」というと,どういうイメージを持っていますか。

  ◇ やさしいイメージ
  ◇ 子ども思いのイメージ
  ◇ いいイメージ

 発問 こういう話を知っていますか。

    「サンタクロースは,なまはげと同じだった」


 指示 「なまはげ」について知っていること,「なまはげ」とパッと思い浮かぶ    ことを発表してもらいます。

  ◇ 「悪い子はいねえか。」
  ◇ 鬼の仮面をかぶっている。
  ◇ 東北の行事

 説明 実は,「サンタクロース」は,その「なまはげ」と同じだったんです。
 説明 ここに,こんな本があります。

    『クリスマス・クリスマス』(福音館書店)

 説明 読みます。


 説明 セント・二コラスは,「いい子にしていた子ども」に毎年贈り物をあげ     に回りますね。
 発問 どうして,毎年こういうことをしたのでしょう。


 説明 逆に,むちうちおじさんを連れて「悪い子は袋に入れて連れて行っち    ゃうぞ。」とも言いますね。
 発問 どうしてこういうことを言うんでしょう。


 説明 セント・二コラスが死んでからも,「いい子には贈り物をあげる」「悪い    子には、むちうちおじさんがふくろに入れて連れて言っちゃうぞ、という    」、この行事を、この地方の人たちは続けたそうです。
 発問 この地方の人たちは,どういうことを考えて,この行事を続けたので    しょう。
 指示 ノートに書きなさい。


 説明 このサンタクロースも、なまはげもみんな同じですね。
   
      自分たちの子どもが悪い子になって欲しくない。いい子になって欲     しい。いいことをする子どもになって欲しい。

     こんな願いを持っていたから,昔からこのような行事をやってきたん    ですね。
     世界中どこでも,自分たちの子どもも思う気持ちは同じですね。
    「みんなで,子どもたちをいい子に育てよう」こういう気持ちが,世界の
    どこでもあるんですね。


 ちなみに、上記授業は、授業という形でするか、「トリビア式」に「ネタ」を紹介する程度でいくか、目下考え中。
11日(木) あさって「教育サークル・モア」の学習会がある。
 そこで私は「サンタクロース」ネタの授業行う予定。
 図書室を通るたんびに気になっていた「サンタクロースって ほんとうにいるの?」という絵本を教材化したもの。徳田のオリジナルである。
 以下の授業である。

道徳「サンタクロースって ほんとにいるの?」              

 説明 もうすぐ冬休みです。
 発問 「冬休み」と言えば,楽しみなことは何ですか。

  ◇ ゆっくり休めること
  ◇ 正月
  ◇ お年玉
  ◇ クリスマス

 発問 「クリスマス」と聞いて,パッと思い浮かぶことは何ですか。

  ◇ ケーキ,サンタクロース,クリスマスツリー,プレゼント・・・・

 発問 「サンタクロース」と聞いて思い浮かぶこと,あるいは知っていること    を何ですか。

  ◇ 子どもたちにプレゼントあげる。
  ◇ 赤い服,トナカイ

 説明 こんな絵本があります。
    『サンタクロースって ほんとにいるの?』です。
 発問 サンタクロースっって,本当にいると思いますか。

 ☆ 聞いていく。

 指示 「サンタクロースなんか,本当はいないんだよ」と思う人?
     理由を聞きます。


 説明 では,このお話を読んでみます。

 ☆ 絵本「サンタクロースって ほんとうにいるの?」を読んでいく。。

 ☆ 最後の1ページを隠して、問う。

 説明 男の子は、また「ねえ ほんとうにいるの?」って聞きます。
 発問 父親は、さて何て答えたでしょう。

 ☆ 指名して聞いていく。
 ☆ その後、最後1ページを読む。


 男の子  ねえ、ほんとうにいるの

 父  親  いるよ
        サンタクロースはね
        こどもを よろこばせるのが
        なによりの たのしみなのさ
 
        だって こどもが しあわせなときは
        みんなが しあわせなときだもの

        サンタクロースは ほんとにいるよ
        せかいじゅう いつまでもね

        『サンタクロースって ほんとにいるの?』(福音員書店)
10日(水)
9日(火)
8日(月)
 7日(日)  昨日、「本案内」の郵送第1弾が終わった。
 この郵送について、私はメーリングに次のように流した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  さて、「事務作業報告」第1弾。

 昨日、「本案内」を以下の学校へ郵送しました。
 以下の通りです。

  1 鹿児島市全小学校 59校
  2 鹿児島市全中学校 29校
  3 1、2以外の県内の児童数400名以上の学校 約50校

 学年1枚配布・紹介できるように、「依頼公文1枚+案内7枚」
を入れて郵送しました。
 郵送代金は、「18、900円」でした。

 使った封筒がA4・B5版約140枚。
 案内用紙が約1000枚。
 依頼公文が約140枚でした。

◇ さて、今年も次のような計算をしてみます。

   「イベント案内」を各学校長・研修主任に郵送したが、
  最大何人の教職員がそれを見ることになるのか。

 イベント参加者を見積もるためのものです。

 昨日郵送したところの教職員数は次の通りです。

  1 鹿児島市の小学校の教員          1572人
  2 鹿児島市の中学校の国語・社会の教員   263人
  3 400名以上の児童数の小学校の教員   1250人
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     合              計        3085人
 
  ご覧の通りで、最大で「3085人」の教員の目に「イベント案
内」が止まることになります。

 この中で、何パーセントの方が来ていただけるのでしょうか。
 各パーセントごと計算してみました。

  10パーセント  約310人
   7パーセント  約215人
   5パーセント  約160人
   3パーセント  約93人
   2パーセント  約62人

 これにあと次の人数が加わってきます。

  1 鹿児島支部(奄美のメンバーも含む)(紹介済み)
  2 hou-kagoメンバー(紹介済み)
  3 県及び各地区小社研メンバー(郵送予定)
  4 前回、前々回イベント参加者(郵送予定)
  5 大島地区教職員(一部郵送予定)
  6 友人・知人・知り合い(紹介、郵送予定)

 また、次のところに「イベント案内」を掲載し、イベント情報が流れま
す。

  1 教育雑誌の「全国教育イベント情報」の欄(「授業研究21」など)
  2 蔵満さんのメールマガジン
  3 モラルメーリング
  4 Kyousitu.com
  5 SIEメーリング
  6 明治図書ホームページイベント情報
  7 小柳さん関係の「日本教育開発西日本支社」のホームページ
  8 その他のメーリング・メールマガジン

 また、次のところでイベンを紹介してきました。
 
  1 10月25日「野口芳宏イン熊本」で90部配布
  2 7月26・27日「野口芳宏イン佐賀&久留米」で口頭で紹介
                         (参加者延べ200名)
  3 8月23日「有田和正IN久留米」で口頭で紹介
                            (参加者約70名)
  4 10月18日「野口芳宏イン宮崎」で口頭で紹介
                 (Sさんのご好意でしていただいた
                            参加者約180名)
  5 11月22・23日「道徳教育&授業改革セミナーイン鹿児島」
   で口頭で紹介(参加者延べ90名)
  4 1月24日「道徳教育セミナーIN熊本」で紹介予定
                         (熊本のMさんに依頼して)

 
 情報を流す範囲が増えれば増えるほど、イベント案内を目にする人
が多くなればなるほど、参加者は増えていきます。
 
 以上の紹介・連絡ルートで最低でも5000人の人の目に「イベント
案内」が止まることになるでしょう。
 
 このうち何人の方に来ていただけるか楽しみです。
 ちなみに、徳田個人は今年の目標を「170名以上」においています。
 6日(土) 「ジエイタイ」訓練会

 1 場所  鹿児島市・青年会館
 2 日程  
   13:30〜17:00 訓練会
   18:00〜20:20 懇親会(近くのカラオケボックス)
 3 参加者
   S氏、M氏、HG夫妻、私、もう一人女性の方

 私は「TOSSランドの英会話サイト」とベネッセの「英会話ソフト」をいくつか紹介した。紹介後、どのように評価するか意見を伺った。
 出た意見は次の通り。

 (1)いろいろと活用できるソフトである。
    活用の仕方によって授業の幅は広がり、授業に変化が出てく   る。
 (2)しかし、その活用の効果は、それを使う教師の力量や指導力   次第である。
 (2)ネイティブが発音しているのがいい。
 (3)アクティビティーやゲームのやり方をキャラクターが実際に   やって見せてくれるので、教師の説明は少なくて済む。    (4)英会話指導の初心者にとっては、ありがたい教材である。

 私から後は次のような内容であった。

 1「CAN」の導入の模擬授業(HG氏、M氏)
 2「3人称」の導入の仕方(M氏)
   He(She) has a 〜
   What does he(she) have?
 3「CAN」の導入と「What can you do?」の導入の仕方(S氏)
 4 3を一人一人模擬授業やっていき、S氏から指導していただく

 2〜4は本当にためになった。
 2は、MATメソッドの考案者・仲田利律子氏がセミナーで行ったものにM氏が少しオリジナルを加えたもの。
「こうやって3人称の導入が出来ていくんだな」と思い、大変学べ
た。手作りのセンテンスカードを使い方も大変勉強になった。
 またテキストを使ったアクティビティも面白く、ためになった。
 3・4はS氏直伝の模擬授業&レッスンである。
 その後各自やってみる。足りなかったところをその場で伝授していただける。「ここは、こうした方がよい。こうするんだよ。じゃあ、もう1度やってみて。」
 私、HG夫、HG妻の順でやっていった。

 会終了、私はジエイタイの事務局であるM氏に語った。

 「いろんなセミナーに10回参加する以上にためになり、勉強にな
  りますねえ。
  それも手取り足取り、少人数でまさに直伝で、直接S先生から伝  授していただける。
  私たちは本当に、恵まれた環境の中で学ばせていただいています  ね。本当にありがたいです。
  有田先生、野口先生、そしてS先生と、本当に一線級の先生たち  と出会い、こうして直接学ばせていただけるなんて、本当にあり  がたい環境にいます。」
5日(金) 1月31日(土)に私たちの研究会が主催するイベントがある。
 以下に「案内」を掲載する。


〜「基礎・基本をキッチリつける『補充学習』の展開と,『授業力アップ』の秘  訣」〜
   「授業の名人・有田和正・野口芳宏IN鹿児島」のご案内


「 基礎・基本」を確実に身に付けさせる授業づくりと,それを成し遂げる教師としての力量が大きく求められています。
 今回このことにスポットを当て,「基礎・基本をキッチリつる『補充学習』の展開と,『授業力アップ』の秘訣」というテーマでイベントを企画しました。
 今回も,教育界では第一人者である有田和正氏と野口芳宏氏を講師としてお招きし,上
記テーマで模擬授業や講座をしていただきます。
 是非,一線級の両先生の「生の模擬授業」「生の講座」を体験されてください。
 明日の実践に役立つ「有益な情報」と「多くの勇気」が得られることを確信いたします。


1 主 催  「教材・授業開発研究所」鹿児島支部
2 後 援 鹿児島県小学校教育研究会社会科部会

3 日 時 2004年 1月31日(土) 9:25〜17:00(受付開始9:00〜)

4 場 所 鹿児島大学工学部「稲盛会館」(鹿児島県鹿児島市郡元町1ー2                                          1ー40)

5 講 師
  有田和正氏(教材・授業開発研究所代表,元愛知教育大学教授)
  野口芳宏氏(鍛える国語教室研究会主宰,日本教育技術学会名誉会長)

6 参加費  5000円(ただし,1月21日(水)までの「3名以上の複数申し込み」
               は一人4000円と割引なります。)
7 日 程
 9:00
 受付開始
 9:25
 事務連絡,教材・授業開発研究所代表あいさつ
9:30
│ 講座1 有田和正氏「基礎・基本をキッチリつける社会の補充学習はこうする」
10:30
10:40
 講座2 野口芳宏氏「基礎・基本をキッチリつける国語の補充学習はこうする」
11:40
昼食・休憩
12:45
地元教師による模擬授業&名人によるコメント(各15分,各5分)
 @国語の模擬授業と野口氏のコメント A社会の模擬授業と有田氏のコメント
 B総合(道徳)の模擬授業と両先生のコメント
13:45
13:55
 講座3 有田和正氏「名人・有田氏が授業力アップの秘訣を伝授」
14:55
15:05
 講座4 野口芳宏氏「名人・野口氏が授業力アップの秘訣を伝授」
16:05
 有田和正氏のQ&A
16:30
 野口芳宏氏のQ&A
16:55
 事務連絡
17:00


 「教材・授業開発研究所」鹿児島支部として、5回目を数えるイベントである。
 昨年は150名近い参加者が得られ、大盛会であった。
 今年は、とりあえず目標を「170名以上」に置く。
 4日(木)  1月31日にあるイベントの案内を各学校に近々郵送する予定である。
 そのための依頼公文を毎年作っている。
 12月1日に仕上げ、印刷を完了した。A4で200枚である。
 
以下がその「依頼公文」である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                                 平成15年 12月吉日
学校長
研修担当者 様
                        「教材・授業開発研究所」鹿児島支部                                     代 表  波戸 裕幸
                                    事務局 徳田 洋広
  
 「『〜基礎・基本をキッチリつける「補充学習」の展開と「授業力アップ」の秘訣〜
    授業の名人・有田和正・野口芳宏IN鹿児島』のご案内」の配布と紹介について(お願い)

 来る1月31日(土),著名な二先生をお招きし「〜基礎・基本をキッチリつける『補充学習』の展開と『授業力アップ』の秘訣〜授業の名人・有田和正・野口芳宏IN鹿児島」という研修会を企画しました。
 日時及び詳しい内容等は,別紙の「案内」の通りです。

 「基礎学力の保障」が大きく叫ばれて以来,「基礎・基本」を確実に身に付けさせる授業づくりと,それを成し遂げる教師としての力量が大きく求められています。
 今回このことにスポットを当て,「基礎・基本をキッチリつける『補充学習』の展開と『授業力アップ』の秘訣」というテーマでイベントを企画しました。
 
 今回も,教育界では第一人者であり,「授業の名人」である有田和正氏と野口芳宏氏を講師としてお招きし,丸一日たっぷりと学べる研修会を計画しました。
 両先生には,

 「基礎・基本をキッチリつける『補充学習』の展開と『授業力アップ』の秘訣」

というテーマで模擬授業や講座をしていただく予定です。

 以上の趣旨をご理解いただき,同封した「案内」を貴校の各先生方に,学年一枚配布してご紹介いただければ大変ありがたく存じます。
 よろしくお取りは計らいくださいますようお願い申し上げます。
                 
                     記

1 配布・紹介文書
 「〜基礎・基本をキッチリつける『補充学習』の展開と『授業力アップ』の秘訣〜授業の名人・有田和正・野口芳宏IN鹿児島」のご案内

2 配布先・配布方法
  貴校各先生方
  学年に1枚配布してご紹介


(追伸)
 「教材・授業開発研究所」は代表が有田和正氏です。
 その鹿児島支部ということで,毎年教育イベント(教育研修会)を開催しています。
県内外を問わず多くの先生方に有益で役立つ研修会の場をご提供できればと考え,毎年開催しております。
 毎年ご好評いただき,今年で5回目を迎えました。
 繰り返しになりますが,貴校の各先生方にご紹介いただければ,ありがたく存じます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 1 参加者をできるだけ多く得る。
 2 有益で役立つ研修会の情報を県内の多くの学校に流す。

 以上の目的で、毎年この「依頼公文」を付けて「イベント案内」を郵送している。
資料準備
 3日(水)  毎年イベントを行っている。
 私たちの行っているイベントは官製の研修会とは違い、有料である。
 参加費を払っていただいてイベントを開催している。
 もちろん「利益を得る」のが目的ではない。
 一流の講師をお呼びし、その旅費・謝礼金を得るためである。
 また、イベントを開催するまでには様々な事務作業が必要である。そのための軍資金である。

 以前、この参加費を払って参加するイベントのことについて、メーリングで発言したことがあった。
 以下にそれを掲載する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 徳田です。
 
 ご存じの通り、二月に大きなイベントが二つあります。
 一つはMさんが事務局である「仲田利津子先生を招いての研修会」。
 もう一つは、HTさんと私が事務局である「有田・野口先生を招いての研修会」です。

 このような「イベントを企画する」「身銭を切って研修会に参加する」ということについて、一昨年HTさんの管理している○○メーリングで「あるやりとり」がありました。

 とても大事な内容を含んでいると思いますので、イベントを控えているこの時期に○○メーリングで紹介したいと思ます。

 以下は、私が○○メーリングで流した意見です。


>  先程事務連絡を流し終わり、新着メールをチェックしたら、
> ○○先生からの○○メーリングが入っていました。
>  メンバーの方はもう読まれたことでしょう。
>
>  「立腹こんな教師もいるらしい」
>
> です。
>  このメールには、とても感じ入りました。
>
>  以下に引用させていただいて、私の「思い」を述べさせていただきます。

(ここからは○○さんのメールの引用)

  ○○先生という方は、大変元気の良い方ですが、「七千円も出して参加するのは ばかばかしい」とおっしゃっているのだそうです。「参加者は少ないでしょう」などと余計なことまで話 しているようです。こんな人もいるのかと驚いています。私は、黙っているつもりです。

(ここから私・徳田の意見)

>  実際会ってみないとこの先生の真意は分からないのですが、私の勘で  は、この先生 は会って話をしても「通じない」先生ではないかと思います。
 
>  私は、常々「情報」とは有料なものである。

 と思っています。
>  教育情報を得ようと思ったら、普通、教育雑誌や教育書を買い求めてお 金を払ってその情報を得ます。また、研修会やセミナーの場合は、交通費 を払ってわざわざ出向いていって身銭を切って参加します。
>  このように、「情報」とは元々有料なものです。情報を得るには、お金が  かかります。口コミの情報でない限りです。
>  このように、情報を得るには普通はお金がかかるものなのです。
>
>  これを別な面から話します。「情報」そのものの価値についてです。
>  「情報」というものは、特に有益で価値あるものであればあるほどそれを つくり上 げた人の労力がかかっています。
>  もっと言うと、「時間的な」「精神的な」「経済的な」労力をかけてつくられ  たのが、「情報」だと思うのです。
>  これは当たり前のことですね。
>  
>  価値ある情報をつくり上げるには、本当に時間がかかります。
> 何時間も、何日も、何年もかけて汗水をかきながら、つくり上げられていく  のが「情 報」なので
> す。一流の芸術品がそうであるようにです。
>  個人が時間をかけてつくり上げたもの、それが「情報」なのです。時間的 な労力がそこには込められているのです。
>  
>  また、精神的にも労力がかかっていますね。
>  情報を「価値あるもの」「有益なもの」にするには、悩みに悩み、試行錯誤 し、練 りに練る
> という知的作業を要しますね。
>  「少しでも価値あるものにしたい。有益なものにしたい。」このような思い  で、知 的労力が払われながら、「情報」はつくり上げられていきます。
>  極端な言い方をすれば、「産みの苦しみ」を味わいながらつくり上げられ ていって いるのが「
> 情報」だと思うのです。
>  このように、「情報」にはそれをつくった人の精神的・知的労力が込めら  れています。
>
>  最後に、経済的な労力。
>  価値ある情報を作り出すには、それ以前にその人は多くのことを「学んで いる」と 思います。
> つまり、情報をインプットしている段階があると思います。
>  価値ある情報をアウトプットするために、必要な情報を頭の中にインプッ トする。
>  あの立花隆は、一つのテーマを書くために、500冊程の関連図書を購  入し、読むと言います。
> 500冊分の本代とはどれぐらいになるでしょう。
>  また、あれだけの名声と実績を得るまでに、立花隆はどれだけの数の本 を読み、どれだけのお金をかけてきたのでしょう。
>  私たちは、そのような膨大な労力とお金をかけてつくられてきた彼の著  書を、文庫本だと何百円、単行本だと2000、3000円程度払えば読むことができます。
>  本当にこれは安いと思います。
>  このように、「情報」にはそれをつくった人の経済的な労力が込められて いるのです。
>
>  以上、「情報」には、それをつくり上げた人の「時間的」「精神的(知的)」
 「経済的」な労力が込められています。
>  その対価が、実は、それを得るとき(読むとき)得るものが払う「お金」だ  と思うのです。
>
>   価値ある情報を、お金を払って得る。
>   「情報」というものは元々有料なものである。
>
>  このように考える私の根拠は、以上述べてきた通りです。
>
>  しかし、です。
>  
>  「出張など行く研修会や、官製の研修会は無料じゃないか。」
>  
>  このような反論が当然考えられます。確かにその通りです。しかし、こう  考える人は、あることに
> 目が向いていません。ある落とし穴に気づいていません。
>  このことについては、またメールを送ります。

 2日(火)  昨日の「環境の学習」の続きである
 私は、3年前に明治図書の教育雑誌「授業のネタ 教材開発」次のような論文を書いていた。(2000年 7月号)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(前半略) 
 私はこのデータを、次のねらいの授業で使った。

   「『汚れの元』を流す行為が、生物の住めない環境をつくっている」
   このことを実感させる授業

 「生活排水」について考える「環境の学習」であった。
 環境教育について、有田和正氏は次の三段階を主張している。

   @環境を見つめる
   A環境に学ぶ
   B環境にかえす

 今までの環境教育は、@Aの段階にとどまり、Bの「環境にかえす」段階が弱かったと言う。「学んだこと」を「実行に移す」部分が弱かったと言う。
 総合的学習においては、まさにこのBの段階までいく学習が必要である。
 つまり、「環境から学ぶ」ことによって得られたことを実行に移す学習が必要なのである。

 私は有田氏の主張に賛成である。
 私は、これに「生活者(当事者)として」という言葉を付け加えたい。
 生活者(当事者)として、@環境を見つめ、A環境に学び、B環境にかえす(働きかける)。以上のサイクルを経て、「環境問題について問題意識・課題意識を学習者が持ち続ける」、そんな総合的学習を目指したい。
 なぜか。学習者自身が当事者として環境問題をつくりあげているからである。生活者として、環境問題と深く関わっているからである。

 人類の生活様式、個々の人間の生活様式がもたらした「災難」が環境問題だ。このような問題性に気づき、環境に働きかけようとする学習者を育てる必要がある。
 その一端を担うのが「環境」の総合的学習である。
 
 そのために、冒頭に示したデータは大変有効である。
 1日(月)  児童会活動として、先週「空きカン拾い」をした。
「空きカン拾い」と言えば、多くの学校でやっているであり、何ら真新しいことではないが、今回あることを強く感じた。
 それは、

  自分の地域・自分の住んでいる環境を見つめ、環境について考え る・環境について問題意識を持ついい機会だ

ということである。
 つまり、「空きカン拾い」は教育的意義の大きい活動だと思った。

 授業の名人有田氏は、環境の学習について次の3つの段階を主張している。

 1 環境を見つめ
 2 環境から学び
 3 環境にかえす

 空きカン拾いはまさにこの三つをする絶好の機会なのである。
 以下に、このときのことを書いた子どもの日記を掲載する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
「ボランティア活動」   3年 U子
               
 今日、3・4校時目に「ボランティア活動」をしました。
 わたしは、Aグループでした。Aグループのたんとうの先生は、○○先生でした。
 わたしは、○○さんと○○君と同じでした。
 わたしは、
「ようし。ひろうぞ〜。」
ともえていました。
 さっそくAグループは出発しました。
 わたしは、タバコのすいがらを入れるふくろを持つ係になりました。
 美優さんは「空きビン」で、悠希は「もえないゴミ」と、一人一人の持っているふくろで分べつしました。
 学校に帰りついて自分のふくろを見てみると、50本以上もひろっていました。
 わたしは、
「何でこういうものをすてるんだ!!
 すてた人は自然はかいだし、すごくけしからんと
 すごく思いました。」
 でも、(ボランティア活動は)すごく楽しかったです。
通知表・出席簿・会計簿・指導要録関係