和泊町議会での質問より

2.本町の活性化について

平成22年12月 和泊町定例議会 一般質問

子育て支援対策について(子宮頸がんワクチン接種の公費助成はできないか。)

答弁:保健福祉課

 業3回定例会の盛議員の一般質問でも答弁しましたが,曰本では,年間約1万5千人が子宮頸がんを発症し,約3,500人が死亡しております。発症しやすい年齢は30歳代から40歳代ですが,近年は,20歳代から30歳代の罹患率が急増しております。

 子宮頸がんを予防するワクチンが平成21年10月に認可され,平成21年12月から接種が受けられるようになりました。

このワクチンは,子宮頸がんの原因となる「ヒトパピローマウイルス」の感染を防ぐことを目的としています。 10歳以上の女性を接種対象としており,6箇月の問に3回の接種が必要となり,医療機関でも異なりますが,3回接種で,約4万円から6万円程度の費用が必要となります。

 鹿児島県内の子宮頸がんワクチンの公費助成状況は,11月現在の調査で,出水市,長島町及びさつま町が単独で実施しており,12月議会に予算を計上予定の市町村は,鹿屋市,曰置市及び知名町となっております。

 国において,11月26曰に子宮頸がん予防ワクチン接種等の促進が盛り込まれた補正予算が成立し,平成22年度から23年度まで市町村のワクチン接種に対する助成が実施されることになりました。鹿児島県においても,国の補正に伴い,ワクチンの予防接種を促進するための基金を設置し,市町村が実施するワクチン接種費用の助成措置に対し,補助することを予定しています。

 このような国や県の予算措置状況に鑑み,本町においては,中学1年生から高校1年生の年齢に相当する女子にワクチン接種費用の概ね4分の3の助成を行い,子宮頸がんワクチンの接種促進を図ってまいります。

 なお,接種費用助成の補正予算につきましては,後ほど議案審議して頂く,和泊町一般会計補正予算(第5号)に計上してあります。

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