和泊町議会での質問より

周産期医療について

平成22年6月 和泊町定例議会 一般質問

(1)異常分娩対策を急ぐべきではないか。

答弁:和泊町保健福祉課

 安心して妊娠・出産できる環境については,近年,全国的に妊娠・出産の安全欧確保の根幹に関わる問題として,分娩取り扱い医療機関の不足が取り上げられております。不規則な勤務,訴訟リスクの増大等の産科医を巡る環境が,産科医師志望者の減少を招くとともに,産婦人科医師の高齢化が進み,医師の確保が困難となり,分娩取り扱いを休止するという悪循環を招いております。

 沖永良部島においても,2月に島内の多くの妊婦さんが分娩している病院の医師の高齢による分娩業務の休止問題が出現し,和泊,知名両町合同で病院側の事情を聴き,赴任する産科医への支援対策を協議し,その確保支援対策として,当初予算に「産科医等確保支援事業費」を計上し,議会の御理解のもと議決を得たところであります。

 現在,病院の産科医の体制は,従来から勤務している常勤の医師が20日勤務し,応援の医師が10日勤務していると聴いております。また,応援医師の増員のため,事情等を説明し,勤務のお願をしているようであります。安定した産科診療体制整備のために病院側として努力していることは,非常に感謝しているところであります。

 町としても引き続き,常勤の産科医の確保を図り,安心して産み育てられる環境づくりについては,住民,医療機関,事業所,行政等の関係者が一体となって,情報の共有化を図り,分娩環境の整備を推進してまいりたいと考えているところであります。

(2)本島の産科医確保についてどのように考えているか。

答弁:和泊町保健福祉課

 安心して妊娠・出産できる環境については,近年,全国的に妊娠・出産の安全欧確保の根幹に関わる問題として,分娩取り扱い医療機関の不足が取り上げられております。不規則な勤務,訴訟リスクの増大等の産科医を巡る環境が,産科医師志望者の減少を招くとともに,産婦人科医師の高齢化が進み,医師の確保が困難となり,分娩取り扱いを休止するという悪循環を招いております。

 沖永良部島においても,2月に島内の多くの妊婦さんが分娩している病院の医師の高齢による分娩業務の休止問題が出現し,和泊,知冷雨町合同で病院側の事情を聴き,赴任する産科医への支援対策を協議し,その確保支援対策として,当初予算に「産科医等確保支援事業費」を計上し,議会の御理解のもと議決を得たところであります。

 現在,病院の産科医の体制は,従来から勤務している常勤の医師が20日勤務し,応援の医師が10日勤務していると聴いております。また,応援医師の増員のため,事情等を説明し,勤務のお願をしているようであります。安定した産科診療体制整備のために病院側として努力していることは,非常に感謝しているところであります。

 町としても引き続き,常勤の産科医の確保を図り,安心して産み育てられる環境づくりについては,住民,医療機関,事業所,行政等の関係者が一体となって,情報の共有化を図り,分娩環境の整備を推進してまいりたいと考えているところであります。

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