「みつばちビレッジ」

■【建物概要】

・施設名:「みつばちビレッジ」)

 ・構造規模:鉄骨造・3階建て・約500u

 ・用途:・障害者支援施設

 ・建設場所:鹿児島市紫原2丁目

 ■【ファサードのコンセプト】
高度に発達した社会生活を営む「みつばち」美しい六角形の小部屋が並ぶミツバチの巣。ミツバチはここで子育てをしてハチミツを作り、蓄えています。一つの空間で同じ形の部屋を作るとしたら最も効果的ですき間無く部屋を作れ、最も少ない材料で広い空間になるのが正六角形です。更にみつばちだけが最初から六角形をデザインすると言われています。 又「みつばちの巣」はハニカム構造と呼ばれ表と裏は互い違いに組み合わさり、部屋を頑丈にしているのと同じく、今回の建物もバルコニー側に巣をイメージした六角形の模様を配し、建物のサイン効果と同時に西日を防ぐ役目に成っています。 その内側に寒暖の環境を和らげた部屋を設けています。ミツバチは一匹一匹が役割を担いいながら、巣自体がまるで一つの生き物のような集団での働きを行います。この建物がまさにみつばちの巣のごとく皆が集い、協力しながら生活して行ける様な施設となればと思いましてデザインしました。