鶴丸高等学校 耐震補強・改修設計
建物概要
 鹿児島県立鶴丸高等学校は昭和24年鹿児島市加治屋町107番地,旧一高女校舎に開校。昭和38年に現在の鹿児島市薬師町2丁目の一中跡地に移転しました。今回の対象の普通教室棟は敷地の北西に位置し昭和39年後期の工事により完成しています。この度の耐震補強工事の目的は 学校施設がその機能を十分に発揮するために、第一に安全、安心な教育環境を造ることでした。いかに素晴らしい教育活動が試みられようとも施設に問題があっては十分な教育は出来ません。校舎は災害の時に地域の方々の緊急的な避難場所として利用も考えられます。その為にも地震災害に耐える建物であることが望ましく、 耐震補強工事、それに伴い外壁改修工事、既存教室の改造工事等も行いました。平成18310日に工事が完成して現在は学生が安心して学べる教室として利用されています。
 

補強後外観
 北面前強後  北面補強後
室内補強前 室内補強後