図1−1:メートル原器。あおみも元気。 |
パリには、いろいろな博物館があるんだよ。
美術館も“ムゼ”っていうんだけど、そっちじゃないの。
今回行ったのは、“アルゼメチエ”。
単語を分けると、“あーる・え・めちえ”なんだって。
“ぜ”はどうしたかって?フランス語は難しいのよ。
その名の通り、工芸と技術の博物館なの。 メトロの“アルゼメチエ“駅からすぐなんだけど、 この駅自体が工芸的にちょっとすてきなの。 で、これはメートル原器よ。 これが1メートルの基準だったの。 今は光を使うんだって。理科年表に載ってたわ。 |
図1−2:計算表。 |
これが計算機の原理になる表なんだって。
でも、どう使うの?
「てっぺんの数字と左端の数字をかけると、 10の位が左上の値に、1の位が右下の値になるんだよ。」 なぁんだ、ただの九九の表じゃない。 あおみ、わかるよ。いんいちがいち、いんにがに、… 「はいはい、わかったわかった。」 隣の部屋にあったカシオの電卓も見落とさないでね。 |
図2−1:ミロのビーナスとあおみ。 |
おじさんたら、またルーブルへ行ったらしいの。
あおみの方が白いから勝ちね。 「何が勝ちなの?」 色が白いと七難隠すのよ。 「意味わかってんのかね?」 |
図3−1:パリのレバノン料理 |
ねぇ、これってフランス料理じゃないじゃん。 「泊まったホテルの隣のレバノン料理屋のご飯だよ。」 ギリシア料理じゃないの? 「よく知っているね」 だって、いっしょにGHOUに参加していたギリシアの先生が教えてくれたじゃない。 |
図3−2:パリのフランス料理。 |
これは反対隣の食堂のご飯でしょ。
まぁ、確かにフランスの料理だけど、こういうのって違うんじゃない? 「地元の人がいつも食べているものを食べてこその海外旅行だろ。」 まあ、そうだけど、もっとぱーっとしたものなかったの?フランスだよ、フ・ラ・ン・ス。 「先立つものがなかったの!」 |