図1−1:GHOU2005で発表しているコスゲ先生。 |
あおみの今回の訪中は、GHOU2005への出席。
2001年以来なの。詳しくはここを見てね。 ほら、あおみ憧れのコスゲ先生の発表だよ。最後まで、ちゃんと聞かないと。 「エー、シツモンハあおみサンニドーゾ」 えっ、そんなのなしだよ。あおみは天文学者じゃないし。 |
図1−2:楽しい昼食。 |
研究発表をたくさん聞いた後は、みんなでお食事。
おじさんの隣にいるのは、モロッコのハッさんと、美國のボニーさんだよ。 「それじゃ、江戸っ子だよ。敬称付きならハッサンさん」 アグネスチャンさんみたいだね。 「ところで、美國ってどこ?」 やだ、アミリカのことを中国では美國っていうんだよ。知らないの? 「アメリカでしょ。」 あ、誤魔化してる。モロッコ行ってみたいな。 |
図1−3:みんなで京劇。 |
夕食は、みんなで京劇を見ながら食べるの。 「あれ、午後の研究会は?」 あおみの分はもう終わったの。残りはおじさんが1人で聞いていなさい。 ポンペン、ポンペンって曲が鳴って、“あぁ〜〜〜ぁ”って歌って踊るんだよ。 |
図2−1:天球儀に群がる天文学者たち。「???」
北京市内には清朝時代の天文台跡が博物館として残っているの。
2001年にも行ったところだけど、みんな何しているの? |
「あれ? これ何座? 中国の星座はよくわからないね。」
| 図2−2:ほら、ここがオリオン座だよ。
「あ、天球儀だから、これ裏返しじゃぁないの?」 | 「本当だ。」 なんか、みんなで興奮しているわ。
| 図2−3:謎が解けて満足そうな天文学者たち。
よかったわね。
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図3−1:北京中開村中学 | おじさんと一緒に、北京の学校訪問よ。 中学って言うけど、日本だと高校に当たるらしいの。 同じ字だからって安心するのは危険よ。 |
図3−2:廊下にある書「星座走廊」 図3−3:廊下にある書「天文学是人類的未来」 |
この学校は天文学教育に熱心なんだって。
ここにも“星座の廊下”とか“天文学は人類の未来”って書いてあるでしょ。
偉い政治家が書いたんだって。
日本のシワの人たちもこういうの勉強して欲しいわ。 「シワの人たちって誰?」 ワケワケの人たちよ。 |
図4−1:天壇公園へ |
ここが天壇へ向かう道。
やっぱり、天文学者なら一度は来ないとね。 「なんか関係あるの?」 天壇って、皇帝が来年の豊作を祈願して天にお祈りするところなの。 「ふ〜ん、そうなんだ。でも、それなら気象学者じゃないの。」 天にお祈りするんだから、天文学者よ。 ともあれ、ここの通路は白い敷石で3車線に分かれているでしょ。 真ん中は皇帝専用だったんだって。 今回は、あおみの特別許可でおじさんも歩いてよいです。 「はいはい、ありがと。」 |
図4−2:皇穹宇 | 今回は、工事中だったので祈年殿はパス。 その奥にある皇穹宇に直行。 うわー、凄い人の数。混雑していてなかなか入れない。 |
図4−3:回音壁 |
天壇は、中国の宇宙観を反映していて、全部が円。
なんで、皇穹宇の周りの塀も円形なの。だから、壁沿いに話すと
遠くの人とひそひそ話ができるんだって。 「ちょっと、あれ何? キティー?」 それって、あおみのこと!? 失礼ね! うさこよ、う・さ・こ!! ネコといっしょにしないでちょうだい! |
図5−1:八達嶺の長城 図5−2:連なる長城は観光客でいっぱい |
ほら、ここが万里の長城。
やっぱり、天文学者なら一度は来ないとね。 「またかい。なんか関係あるの?」 やーねぇ。宇宙大規模構造に出てくるgreat wallって、このことでしょ。 「そうなんだ。でも、最近はそういう言い方しないよ。」 この写真撮った2005年頃には、まだ言っていたの。
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図5−3:外側は高い壁 | 万里の長城は豊かな中国を狙ってくる蛮族が馬で攻め込めないように作ったんだよ。 最初は、漢の頃に作ったらしいけど、今あるのは明の時代に作ったものなんだって。 |
図5−4:あれ買って |
あ、アイス売ってる! あおみ、ベルギーチョコソフトがいい!! 「だめです。だいいち、ベルギーチョコソフトは2010年のミニストップでないと買えないでしょ。」 ママのケチ。 「その代わり、マグネット買ってあげるから我慢しなさい。」 それって、自分が欲しいんじゃないの。 |
図5−5:象に乗ったあおみ | 明の皇帝廟にも行ったんだ。でも、お墓だから撮影は遠慮したの。 これは、手前の庭にあった象の像。 あおみは偉いから乗ってもいいけど、おじさんはダメだからね。 |
図6−1:北京航空館入り口 | 研究会が終わったので、博物館の見学。1つ目は、航空博物館ね。 たくさんの飛行機があるんだって。 すごい、立派な玄関。 |
図6−2:北京航空館の実機展示 |
展示ホールの模型を抜けて、裏手の格納庫に行くと…。 ありゃー、ぼろぼろだわ。 |
図6−3:展示機内 |
なんか、足についたぁ! 「だいじょぶ、だいじょぶ。それより、ここは何かな?」 おじさん、自分の興味の方が優先してる! |
図6−4:東紅天2号Aのアポジキックモーター “東紅天2号甲遠地点発動機”とある。 図6−5:長征2号Fロケットと神舟有人宇宙船の模型 | 航空館という名だけど、ロケットもあるの。 あおみが行った時は、特に、神舟での有人飛行に成功した直後だったから、 なかり自慢してたわ。 |
図6−6:神舟有人宇宙船の帰還カプセル(たぶん、実物) | 次に、都心の科学館へ行ったの。 ちょうと、“神舟宇宙船での有人飛行企画展”で、ここも凄い人数。 |
図6−7:指南車 |
上の階の常設展では、INTEL提供のコンピューターの説明とかいろいろあったの。
この辺りは日本とあまり変わらないけど、ところどころに中国古来の科学技術の
展示もあったわ。 で、これは指南車。車輪の回転差が歯車で鉛直軸を廻すようになっているので、 車を走らせても、上の人形はいつも同じ方向を指すようにできているの。 時代劇で出てくる「御指南いたす」っていう台詞も、これが語源なんだ。 2010年頃の日本のテレビで荒俣宏が偉そうにクイズを出していたけど、ここに来ていたから あおみはすぐにわかったよ。 |
図6−8:郭 守敬の像 |
昔の中国の天文学者だよ。おじさんの先輩だね。 「よく知らないや」 そんなことでいいの? 西洋かぶれじゃ、この先、きっと困るよ。 「勉強しま〜す。」 じゃ、あおみが御指南するね。
元の時代の天文学者で、授時暦を作ったんだ。
日食・月食の予報が当たらなくなってきたので、改暦が必要となり、
中国西域の人からアラビア天文学を導入して、観測装置も開発し、
朔望周期と太陽年と1日の関係を観測から精密に求め、それに基づいて新しい暦を作ったんだって。
授時暦は大統暦と名を改めたものの明末代に西洋暦が入るまでの300年以上にわたって使われ続けた
優秀な暦だったんだよ。すごいね。 |
図7−1:北京ダック |
超有名、北京ダック。たれを付けてパリパリに焼いた鶏の皮を薄く切って食べるの。
え、だれでも知ってるって? これは、古観象台に行った後にみんなでいったお店で出たもの。
写真撮り忘れて食っちゃったんで、最後の1個なの。
食べ終わったら、「埋単(まいだん)」っていうとお勘定してくれるよ。 |
図7−2:虎印ビール 図7−3:串焼きと枝豆 | 中国語では、虎牌碑酒って書くの。 北京では燕京碑酒が一番多かったけど、他の銘柄もあるの。 泊まったホテルの下にあったビヤバーで食べたの。 いっしょのジェレミーは訳あって枝豆食べてビール飲んでたわ。 |
図7−4:餃子 |
中国東北部の名物料理。“ぎゃおつー”って言うんだ。
ご飯が欲しいところだけど、中国人には、それって「パンをおかずに米食べる」感じで変なんだって。
最終日に泊まっていたホテルの近くで食べたの。たしか、縣さんと野中さんが一緒だったわ。 それとも、東方新天地ビル地下のフードコートだったかも。あ、箸は持っていったマイ箸ね。 |
図7−5:帰国便で、ありゃりゃ |
日本に戻る飛行機でルート図を座席のモニターで見ていたら、
動きがおかしくなって、最後はこんな画面が。 これって、大丈夫なの? あたしゃ心配だよ。 |