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温泉の成分禁忌症適
- 源泉所在地
鹿児島県薩摩郡さつま町湯田湯之元1366-53
- 泉質
硫黄泉(低張性、アルカリ性、高温泉)
- 泉温度
泉源:摂氏51.2度
- 泉質試験成績
- 性質状:ゆう出地(無色透明・無味・硫黄化水素臭)/試験室(無色透明・無味・無臭)
- 水素イオン濃度(PH):ゆう出地 9.2/試験室 9.01
- ラドン含有量:0.64(百億分の1キュリー単位)
- 密度:0.9993
- 蒸発残留物:0.3000g
- 温泉の成分
成分 |
ミリグラム |
ミリパル |
ミリバル% |
■ 陽イオン |
ナトリウムイオン |
96.3 |
4.19 |
96.99 |
カリウムイオン |
1.4 |
0.04 |
0.93 |
アンモニウムイオン |
0.6 |
0.03 |
0.69 |
カルシウムイオン |
1.2 |
4.32 |
1.39 |
計 |
99.5 |
4.32 |
100.00 |
成分 |
ミリグラム |
ミリパル |
ミリバル% |
■陰イオン |
フッ素イオン |
3.9 |
0.21 |
4.34 |
塩素イオン |
5.2 |
0.15 |
3.10 |
硫化水素イオン |
2.6 |
0.08 |
1.65 |
チオ硫酸イオン |
0.5 |
0.01 |
0.21 |
硫酸イオン |
6.7 |
0.14 |
2.89 |
炭酸水素イオン |
180.0 |
2.95 |
60.95 |
炭酸イオン |
39.0 |
1.30 |
26.86 |
計 |
237.9 |
4.84 |
100.00 |
- 遊離成分
- メタケイ酸:23.4 / ガス成分を除く溶存物質総量:360.8 / 遊離二酸化炭素:0.2 / 成分総計:0.2
- その他微量成分
- 総ヒ素:0.005mg/kg未満 / 銅イオン:0.01mg/kg未満 / 鉛イオン:0.02mg/kg未満 / 総水銀:0.5μg/kg未満
- 温泉の分析年月日
- 平成5年4月15日(分析者:社団法人 鹿児島県薬剤師会)
- 禁忌症
- 一般的禁忌症
- 急性疾患(特に熱の有る場合) / 活動性の結核 / 悪性腫瘍 / 重い心情病 / 呼吸不全 / 腎不全 / 出血性疾患 / 高度の貧血 / その他一般に病勢進行中の疾患 / 妊娠中(特に初期と末期)
- 高温浴禁忌症:次の疾患については原則として高温浴(42度以上)を禁忌とする
- 適応症
- 一般的適応症
- 神経痛 / 筋肉痛 / 関節痛 / 五十肩 / 運動麻痺 / 関節のこわばり / うちみ / くじき / 慢性消化器病 / 痔疾 / 冷え性 / 病後回復期 / 疲労回復 / 健康増進
- 浴用上の注意
- 温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を一日当たり一回程度とすること。その後は一日当たり二回ないし三回とすること。
- 温泉療養のための必要期間はおおむね二ないし三週間を適当とすること。
- 温泉療養開始後おおむね三日ないし一週間後に湯あたり(湯さわりまたは浴湯反応)が現れることがある。「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたりの症状の回復を待つこと。
- 以上のほか入浴については次の諸点について注意すること。
- 入浴時間は、入浴温度により異なるが、初めは三分ないし十分程度とし慣れるにしたがって延長してもよい。
- 入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
- 入浴後は、体に付着した温泉成分を水で洗い流さない。(湯ただれを起こしやすい人は逆に浴後真水で洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)
- 入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。
- 熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意する。
- 食事の直前、直後の入浴は避けることが望ましい。
- 飲酒しての入浴は特に注意する。
- 泉質別禁忌症
- 泉質別適応症
- 適応症禁忌症決定年月日
旅館藤田館 〒895-1817 鹿児島県薩摩郡さつま町湯田1354-132 TEL 0996(55)9809(FAX兼) |
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