Kagoshima beach diving

鹿児島のビーチポイント紹介と、アクアトリップダイビングのビーチダイビングついて
鹿児島県本土のビーチポイントは、鹿児島市の目前、錦江湾内の桜島から、坊津&笠沙の外洋ポイントまで数多くありますが、アクアトリップダイビングでは海況が許す限り、南さつま市坊津町秋目漁港を拠点にしたボートダイビングや、ボートでプライベートビーチに渡ってのビーチダイビングを中心に実施しております。

しかしながら、南さつま市方面の海況が悪く、ボートが利用できない場合や、お客様のリクエストがある場合は、積極的にビーチダイビングも実施しております。

アクアトリップダイビングの実施するダイビングは、ボートからビーチまで数多くのポイントを楽しむ事が可能です。



鹿児島市桜島のケイレ湾のレックダイビング


予約問い合わせは、こちらから

写真をクリックすると、そのポイントでのダイビングの様子を動画で見れます。


坊津&笠沙周辺のビーチポイント
南さつま市坊津から笠沙にかけての外洋ビーチポイントの紹介です。




平崎(初級〜/最大水深25m)南さつま市による地滑り対策工事中の為2021年12月現在クローズ中!
ダイビング全国誌にも取り上げられた、坊津の人気NO1ビーチポイント。講習&体験ダイビングでも良く使用します。堤防内側の小さな砂利浜からエントリーし、堤防の間を抜けて沖の方へ出て行きます。地形的にも変化に富んでおり,岩礁地帯あり、砂地あり、サンゴあり、ドロップオフありの、面白く、どんなタイプのダイバーも楽しむ事ができる見所てんこ盛りのポイントです。透明度のいい時の海の色はパステルブルー!!この海の色をお客様に見せたくて、私は平崎に潜りに行くと言ってもいいくらいです。ウミウシ・ハゼ類も多く、左手沖の砂地ではネジリンボウやササハゼ、ホタテツノハゼを見ることができます。カンパチ、ヒラアジ、イトヒキアジ等、回遊魚も良く回ってくるので侮れませんよ。5月〜6月のアオリイカの産卵シーズンには、砂地に設営したイカシバでの産卵シーンは圧巻です。またコース取りも何通りもできるので、何回通ってもあきる事がありません。波が高く、荒れている時でも、堤防内でのエントリー、エキジットは可能なので、ベテランダイバーなら潜れるところも良いところです。駐車場が無いので日曜・祝日には坂道に県外ナンバーの車がズラーッと並ぶことも多く、駐車マナーには充分な配慮が必要です。シーズンともなれば多くのダイバーで賑わいます。


















末柏(初級〜/最大水深10m)

海岸に向かって狭い道をしばらく行くと小さな漁港が見え、さらに行くと入り江が見えてくる。駐車場は無いので、道路の少し広くなった路肩に車は止める。へたな駐車の仕方をすると離合出来なくなるので注意!道路からすぐ海岸になっているので、歩く距離はないが、海岸に降りる階段が急なのと、干潮時だとエントリー場所の足場が悪いので充分注意が必要。満潮時をねらって行くとエントリーは楽!ゲレンデの平均水深は浅く、5m〜7m位しかないが、ウミウシ類、エビ・カニ類などのマクロ系を探して長時間潜るにはいいポイント。以前はエダサンゴ、シコロサンゴの群生が素晴らしかったのだが、最近は痛みも酷く、昔の面影は無い。しかし写真のように周りを陸地に完全に囲まれた湾なので、よほどの強風が吹かない限り波も穏やかなので非常に安全でスノーケリングも楽しめる。あまりダイバーも多くなく、カメもたまに見るので他のポイントが波が有る時などに行ってみたら良いかも

















丸木浜B&G前(初級〜/最大水深18m)

海水浴場で有名な丸木浜は、写真の左対岸の砂浜になります。ダイビングポイントは写真の岩場(B&G前)からと、別道で海に降りる階段下からの2ヶ所有ります。エントリーできるポイントはいくつかありますので日によって変えてみるのもいいかもしれません。B&G前のポイントはゆったりスノーケリングも出来る砂地に岩場と言ったポイント、階段下は岩がゴロゴロした変化に富んだポイントと言えるのではないかと思います。B&G前のポイントは、ダラダラっと沖の深場に下って行き、岩場の縁に沿って右手のコンクリート製の大きな魚礁がゴロゴロしているところを目指して行きます。漁礁も何箇所かあるので、魚礁の穴を丹念に探っていくとエビ・カニ類の他、ウツボ類、カサゴ類を発見することができます。ここの漁礁回りはホントに面白く、絶対お勧めですよ!また、沖の砂地に行くと、エイの産卵場所もあり、時には狭いスペースに10匹以上のエイが砂地に尻尾を出していることもあります。ナイトダイビングにも面白いポイントです。風にもめっぽう強く荒れにくいポイントですが、砂地が多い為、多少濁りやすい、そして駐車場が坂道の上の方にあり、タンクを背負って、坂道を上り下りしなければならないのが、体力の無いダイバーにとっては辛いかも知れませんね。しかし絶対ここはお勧め!出来れば数多く通いたいポイントです。景色も最高だし、スノーケリングや講習にはもってこいのポイントで、夏場は非常に多くの人で賑わいます。















丸木浜階段下(初級〜/最大水深20m)

丸木浜はエントリーポイントがいくつかありますが、右の写真は右手階段下の小さなゴロタ石の入り江からエントリーするポイントです。B&G前のポイントと違って、沖の方に行くとなだらかに落ち込んで行き、切立った岩がゴツゴツとした景観のダイナミックな地形が現れてきます。ここも沖の砂地にコンクリート魚礁が沈めてあり、そこを基点にナビゲーションを行い色々コース取りしたら良いかと思います。お勧めは魚礁から南向き岩肌に沿って行くコースが景観的には面白いですが、アクアトリップがとるコースは深度の上下がかなりあり、浮力コントロールが上手く取れない初心者ダイバーには少し難しいかも・・・。エントリーポイントの岩場から魚礁に出るまでの浅場は、時には透視度30mという時もあり、太陽の光が降り注いできれいです。また、ウミウシ、イザリウオも見れるポイントなので注意深く探してみましょう。エントリー口まで少し急な階段を上り下りしなくてはならず、帰りはかなりタンクが重く、正直きついです。ちなみに階段下からエントリーして、B&G前でエキジットというのもエアー持ちのいいダイバーなら有りです。










塩ヶ浦(初級〜/最大水深20m)

砂利浜の小さな入り江になっている、坊津でも屈指の人気ポイントです。沖のほうに見えている根に向かって進みます。根の手前側で水深約12m、根の向こう側に左から回りこむと、徐々に20mオーバーまで深くなって行きます。そこではガラスハゼを見ることが出来、さらに根に沿って左へ進むとさらに深くなり、人がくぐれる竪穴トンネルもあって景観はダイナミックです。しかし、そこまで見る為には相当な距離を移動しなければならず、浜から潜行して行って帰るにはエアーが全然足りません。トンネルダイビングをする場合は、ここの瀬渡し船で片道ボートダイビングをお勧めします(有料)。通常は根にぶつかって右の方へ根と根の間の水路に沿って回るコースがお勧めです。水深もさほどなく、魚種も豊富、魚影も濃く楽しめます。注意点は沖に向かって流れが早い時には、水路の中は更に流れが強いので、初心者の女性では全然前に向かって泳げない時があります。左手の根が張り出しているまわりは水深6m位でソフトコーラル・サンゴが美しく、魚の種類も数も多いので、初心者のファンダイビングには持って来いです。左側の根に沿って行くのも面白いと思います。時には目の前一面が壁になるくらいの、カマスの大群、キビナゴの大群におおいつくされる事もあります。5月〜7月のアオリイカの産卵シーズンには、設置してあるイカシバでアオリイカのペアーの迫力ある産卵シーン、秋から冬にかけては、運が良ければ大・中・小の3匹のウミガメも見れるポイントです。












牧場下(中級〜/最大水深25m)

ポイント名を「お花畑」と呼ぶダイバーもいます。塩ヶ浦と同じく砂利浜の小さな入り江になっているポイント。塩ヶ浦をずうっと小さくした感じです。海岸に着くと車が5〜6台停められる空き地がありますが、到着するまでの山道は非常に狭く、舗装されておらず、大きなワゴン車だとハンドルさばきには相当気を使います。高級乗用車では絶対に通りたくない、ある意味、スリル満点な山道です。私はここを坊津の秘境ポイントと呼んでいます(笑)。ここは正面の水面から少し出た岩につきあたってから、右に行くコースと、左から岩を回り込んでさらに沖へ進むコース、左側の地磯に沿って左隣の入り江まで回りこむコースの三通りコースが有ります。また、岩に突き当たるまで浅場が続きますが、岩の手前側でゆっくり遊ぶのも良いかもしれません。クマノミは非常に多いですし、ソラスズメダイ、チョウチョウウオの群れは大きく楽しめます。私的に中級者以上にお勧めなのは、根にぶつかってから根に沿って右側に行くコースです。根に沿って、右の方に進むと段々と浅くなっていき、ついには1m位の水深まで浅くなります、大潮の干潮時には完全に干上がってしまうのですが、そこを這うように乗り越えて行くと、じょじょに深くなりながら、サンゴの群生が現れ、色とりどりの魚が出迎えてくれます、更に今度は左側に根の岩肌を見ながら先に進むと、急に絶壁に囲まれたドーンと落ち込んだダイナミックな景観を見ることができます。体力・エアー持ちに自信があれば根を一周して帰ってくることもできますが、流れがメチャクチャ早い時があり初心者には危険です。そこでは、運が良ければ大型のイシダイやカンパチの大群などを見ることが出来るでしょう。











浦尻(初級〜/最大水深15m)

AQUATRIPが体験ダイビング・講習・ファンダイビングでよく使用する万能ポイント。堤防があるので波が立ちにくく、水深はあまり有りませんが、色とりどりのソフトコーラル・サンゴ・イソギンチャク・ソラスズメダイの群れが綺麗です。堤防の内側は砂地中心の水底で、所々にボートを係留する為のブイとロープが張ってあります。初心者もベテランダイバーものんびり潜るには癒されるポイントです。特にデジカメ撮影の好きな、マクロ派ダイバーには最高のポイントですよ!底近くを這うようにマクロ系を探していると、小さなタツノオトシゴやオオウミウマ、ハダカハオコゼ、ツマジロオコゼ、カエルアンコウウオの幼魚、ウミウシ等、レア物も良く見かけるので注意深く探してみましょう。アオリイカの赤ちゃん、ツバメウオの幼魚(最近では10匹以上の群れで見れる)、へコアユも堤防の際で見かけます。ウミウサギガイも非常に多く、真っ白な貝殻もよく落ちています。そして浅いポイントなのに、マダラトビエイとの遭遇率は極めて高い!ご覧のように、コンクリートで足場が良く、車も問題なくとめられます。エントリーはどこからでも出来ますが、ボートを下ろすコンクリートのスロープはエントリーしやすいですが、海苔でツルツルすべって危険ですから充分注意して歩いてください。最大水深12〜13mくらいまで行けますが、ダイビングは深ければいいと言うものではありません。ゆっくりまったり・・・私のお勧めポイントです。













                             赤水(中級〜/最大水深20m)

坊津の、枕崎市との境にある昔から良く知られているポイント。写真中央のちっちゃ〜く写っている岩に向かって水面移動、しばらくすると砂地が現れ、さらに砂地とゴロタの境目を進むと、ゴツゴツした岩場に出る。サンゴがそこそこ見られるが、まだまだ潜行は我慢(笑)さらに砂地との際を進んでいくと、もっと岩も大きくなりダイナミックな景観になってくる。超ロングな水面移動後やっと潜行開始、そこは水深すでに10mオーバー、ボートダイビングかぁ?って感じですよ(笑)そこは大きな岩が折り重なり、人が抜けられるトンネルがいくつもあって地形が楽しい。ダイナミックな地形では坊津のビーチポイントの中でもNO.1!浅場では魚はあまり多くないが、奥のトンネル手前のオーバーハングした岩周辺〜トンネル先のクレバスでは小魚で覆い尽くされ、特に秋口のキビナゴの群は圧巻!それを追うカンパチの大群は迫力満点です。サザナミヤッコ、タテジマキンチャクダイ、アオブダイ、ツバメウオ、イサキの群れ、カマスの群れ、メジナの群れ等が見られる。また釣り人にとっては幻のクチジロが穴の一つに居ついている。ただ、何回も述べているが、そこまで行って帰って来るには相当な距離があるので、エアー消費が多いダイバーは12〜14Lタンクを使用した方が無難、かりに12Lタンクを使用したとしても、かなりの距離の水面移動を覚悟してください。また、ここでのダイビングでは反転流に注意が必要、予想外の流れがある場合があり、岸から沖に向かう潮流にぶつかると中々岸が近くならない。また、他のポイントよりエントリーポイントは波が立ちやすく、ゴロタ石で転びやすく注意が必要。とにかくハードな印象のダイビングですが、それに見合う価値は間違いなくありますよ。










役場下(初級〜/最大水深10m)

坊津町役場の下にある小さな砂浜で病院下と呼ぶダイバーもいます。車で海岸までは降りれないが、ちょっと上の方にちゃんと舗装された駐車場がある。坊津にあるビーチポイントでは一番風の影響を受けない、絶対荒れないポイントで、台風の前日でも潜れるくらい、ここが潜れなければ、どこのポイントも潜水不可能です。全体的に水深は浅めなので体験ダイビング、海洋実習、風が強く、他のポイントが使用不能時の代替ポイントとして使っているが、ロケーションは良いし、トイレなどの施設もあり、初心者や女性ダイバーには嬉しいポイントだと思います。ただ大部分が砂地なので濁りやすい。何日か、波の穏やかな晴天の日が続いた後は(まぁ〜どこのポイントもそうだが)浅いだけにメチャクチャ綺麗です。水深5m〜6m付近に沈んでいる、3個の大きなテトラ回りと、その近くの、養殖イカダの残骸回りをFUNでは回ってみましょう。沖に浮かんでいるボートの奥は養殖イカダなので、そこには近づく事は厳禁です。砂地には色々な種類のエイ(アカエイ、ヒラタエイ、ツバクロエイ、シビレエイ等)が見られ、ハゼ類も豊富です。夏には水中でカメの卵の殻も多く見受けられるので、浜で産卵しているのは間違いなく、カメの目撃談も多い。










                                笠沙大当(初級〜/最大水深25m)

坊津のとなり、笠沙にあるポイント。鹿児島市から所要時間約1時間30分。写真には写っていませんが、写真に写っている堤防の右側が小さな港になっています。写真の堤防付け根部分からエントリーし、堤防に沿って真っ直ぐ進むと、左手に見事なサンゴの群生が現れます。そこに群れる魚が非常にキレイです。基本的に、このポイントは、写真に写っている部分の沖合いが、ファンダイビングのゲレンデと思って良いでしょう。シコロサンゴは非常に広範囲に群生し、しかも元気で、スケールの大きさにきっと圧倒されることでしょう。その中に、ところどころ大きなエダサンゴの群生もあり、サンゴの上にはチョウチョウウオや小魚が群れ、鹿児島のポイントでも1、2を争う癒しポイントです。沖へダラダラ下って行った大きな砂地には、ミジンベニハゼがかなり多く見られます。堤防が右に折れた最先端部分には、コンクリートブロックが積み重ねてあるのですが、人工物とは言え、あまりのスケールに威圧感さえおぼえます。堤防先端付近は魚影も濃く、巨大コンクリートブロックと魚達との対比が個人的には好きです。ただし、堤防上に釣り人がいた場合は、行かないようにして下さい。駐車場からエントリー口はすぐ目の前なのですが、海に下りていく為には、ちょっとだけ足場の悪い大きな石積みを降りなければならないので安全には注意が必要です。












黒瀬(初級〜/最大水深15m)

最近はあまりダイバーが潜らなくなったポイントですが、ロケーションはいいし、駐車場やトイレはあるし、エントリー・エキジットは楽だし、海中も魚が多く、すごくいい!鹿児島市内からも近いしね。土日は小型ボートの出入りが比較的多く、またエントリー、エキジット時は水深が浅いので、浮力調整のまだ難しい、初心者ダイバーにとっては多少危険・・・。
ここのポイントの見所は、まず、写真右の堤防先端部の広い範囲に沈めてある、
コンクリートの巨大テトラ周りです。クロホシイシモチ、ソラスズメダイ、ニザダイ、イスズミは群もデカイ。アオブダイは1mクラスが何匹も見れます。そしてテトラ同士が作り出す海中迷路をゆっくり巡ってみるのが楽しい。そして、堤防先端部から写真左にチョと見えている瀬に向かうと、途中で岩柱が3本立っている場所を通るが、この周辺では秋のカマスの群れはすごいですよ。瀬にゴールした後は、瀬の周りをゆっくり回ってみるのもいいかも。車を停める時は、ボートを上げるスロープ上の平坦地には絶対停めないようにして下さい。駐車厳禁!です。ちょっと上の方ですが、ちゃんと駐車場はありますよ。











                      野間池ウシロ浜(初級〜/最大水深15m)

鹿児島のショップはほとんど潜らないポイントですが、当ショップは地元漁協さんの正式な了解をもらいダイビングしています。このポイントは何と言ってもロケーションが素晴らしく、初めて来たダイバー達の目を驚かせる事間違いなしです。そして陸上のダイナミックなロケーションと相まって、他のポイントとは趣を異にする海中景観が広がります。カンパチなどの回遊魚も期待大なんですが、回遊魚がはずれてしまうと少し魚は少な目のポイントかもしれません。笑
このポイントは、駐車した車の真ん前が海で足場も良く、エントリー&エキジットがとても楽ちん、トイレや自販機も歩いてすぐの場所にあるので
女性ダイバーにも嬉しいポイントです。また坊津〜笠沙のビーチポイントは、おおむね北西風に弱いのですが、このポイントは北西風にメチャクチャ強いので季節風の強い春先や冬場には嬉しいポイントとなっています。
















ポイントの写真をクリックすると、そのポイントの動画が見れます。(全てではありません)

桜島&錦江湾のビーチポイント
鹿児島市の錦江湾内にあるビーチポイントの紹介です。




桜島袴腰足湯横(初級〜/最大水深50m以上)

鹿児島市内からフェリーを利用して桜島に渡ります。フェリー料金所を出てすぐ、足湯を過ぎて遊歩道すぐ横が、エントリーポイントです。写真を見て分かるように、鹿児島市内のビル群が対岸に見えています。JR鹿児島中央駅そばにある、ショップからフェリーに乗ってる時間を入れても約30分で到着する近場ポイントですが、
溶岩の波打ち際からエントリーする、全国的にも珍しいポイントです。駐車場からエントリーポイントまで少し歩きますが、道は平坦な道と、写真のような溶岩原の中の遊歩道があります。初めてここで潜る方は、ぜひ遊歩道を歩いてみて下さい(チョットきついけど・・・)。エントリー時に溶岩のゴロタを歩くのに注意してください。浅いところは初心者でも全く問題無いのですが、エントリーしてすぐ急激に深くなります。そして中潮・大潮の特に下げ潮時には川のように潮が流れる時があり、注意が必要です。












桜島袴腰(初級〜/最大水深50m以上

袴腰足湯前から、さらに一つ先の入江のポイントです。駐車場から更に遠くなりますが、道は平坦なんでがんばって歩いて下さい。ファンダイビングだと、こちらの方のポイントを利用する場合がほとんどです。遊歩道から波打ち際に下りるのは割りと楽ですが、ゴロタ石に海苔が付いて滑りやすいので注意してください。エントリーしたら、岩と岩の間が水路のようになってますから、道なり(?)に進んで行くと、火山灰が積もった、砂地に出ます。そこからは自由にコースを取ってみたらいいかと思います。浅い所のイソギンチャクの群生にはビックリすると思いますよ。まるで絨毯のようです。初心者はあまり深い所にはいかず、このあたりを回ってみたらいいと思います。ハゼも多く、ハナハゼは坊津より多く見れるし、すぐに逃げないので写真にも撮りやすいです。水深15m付近からムチカラマツの群生が現れ始め、更に深くなって行き、崖のように一気に落ち込みます。気を付けないと、水深40m〜50mの大深度潜水になってしまいます。ここでは、しっかりと潜水計画を立てたダイビングに心がけて下さい。桜島でしか見れないアカオビハナダイの群れは圧巻です!ダイビング後はすぐ近くの温泉足湯にじっくり浸かって温まってくださいね。
















桜島ケイレ湾(初級〜/最大水深40m以上)
袴腰から続く遊歩道の一番端、烏島展望台下の細長く陸に入り込んだ小さな湾。細い道をちょっと海に下ると、駐車スペースが見えてくる。そこから波打ち際まで降りるとエントリー口なので、歩く距離も短く、女性でも楽。波打ち際も、袴腰のように不安定ではなく、なだらかなのでエントリーも非常に楽です。そのまま急斜面を潜降して行くと水深6m〜7mで砂地に着底するので、そのままV字の谷間を沖に向かって進み、行って帰って来ると言う、ナビゲーションもいらないような簡単なコースです。ただし、ボートの往来がたまにあり、しかも真上を通りますから、浮上は厳禁ですし、中性浮力のスキルの無いダイバーには難しいポイントとなります。潜って行くとスズメダイやクロホシイシモチは、左右両方の斜面にいっぱい群れています。砂地にはハゼも多いので、良く観察してみて下さい。沖の方に進むにつれ急に深くなってきます、水深20mを超えたあたりから、大きな鉄骨で組んだ人工物が見えてくると思います。たぶん昔の養殖イケスが沈んだ物だと思いますが、意外に巨大で、迫力があり、まるで沈船ダイビングをしているような雰囲気になります。その付近ではアカオビハナダイを見る事もできます。ただ、その付近は水深が25m前後ありますから、長居は禁物です。余裕を持って引き返し、エキジット前はきちんと安全停止を実行して下さい。



















                        桜島下村港・第5避難港(初級〜最大水深40m)

昔はここでもサクランボウ(普通種よりも頭がピンクで若干魚体も大きめのネジリンボウの別呼称)が見れていましたが、今では見れない。沖に向かって海に入ると砂地の海底が急斜面で落ち込み、あっと言う間に水深30mオーバー!初心者にはあまりお勧めしないポイント。ディープダイビング講習には良いかも知れない。





















桜島宮下港・第6避難港(初級〜最大水深40m)
桜島名物のサクランボウ(普通種よりも頭がピンクで若干魚体も大きめのネジリンボウの別呼称)の見れるポイント



























                          鹿児島市与次郎ヶ浜長水路(講習〜FUN/最大水深4m満潮時)

アクアトリップから車で10分の市街地のまん前にある。写真右側堤防で錦江湾とさえぎられ、長さ約1.8km、幅約30mの巨大なプールだと思えばいいでしょう。錦江湾とところどころ水中で通じているので潮の干満はありマクロ系の生物は多い。人工物のため水中景観は無視してマクロ系探し、マクロ撮影に徹すれば、意外に飽きないポイント!とにかく安全なのが良い。それに冬は意外に透明度も良い。エントリー、エキジットは堤防の一部が階段になっているのでそこから行う、それ以外のコンクリートスロープは海苔が付いている為すべって危険。9月中旬から10月末までは、海面一面がタコクラゲに覆われ、まさにパラオのジェリーフィッシュレイク状態!!タコクラゲが減って来ると、今度はサカサクラゲが水底に見渡す限り見れる。他にタツノオトシゴは、坊津の海よりも簡単に見る事が出来る。

















鹿児島市磯海岸(講習〜FUN/最大水深15m)

講習で良く使用するポイントですが、外洋が荒れた時などにビーチFUNダイビングでもよく行きます。海水浴場なので手前から水深2m〜3mまでは砂地が続き面白味はありませんが、沖に行くと石を敷き詰めたような壁が斜めにストンと10m以上落ち込みます。その周辺が魚が多く面白い。海水浴場でありながら沖の方はこんなに魚が多いのかとビックリしますよ。対岸に見える桜島が綺麗なポイントです。





















その他のビーチPOINT

開聞望比公園下(初級〜/最大水深15m)

開聞岳の東シナ海を望むフィリピン戦没者慰霊碑のある望比公園下の海岸。何といっても、公園と言うだけあって設備が整っているのが良い。広い駐車場・きれいなトイレ・売店・自動販売機・屋根付の休憩所・水道と、ダイバーにとっては贅沢なくらい整っている。眺めも最高!
ダイビングポイントとしては、公園から階段を下りるとすぐゴロタ石の浜になっており、エントリー・エキジットともにしやすく、初心者向け。
海中はなだらかに深くなっていき、右手の方は岩の溝が何本も沖に向かって走っている。その岩の左側端の方はちょっとしたドロップオフ気味に落ち込んでいるが、そこで水深10〜12m。落ち込んだ先は砂地になり更に深場へと続く。岩のえぐれ・穴等が多くあり、ミノカサゴが非常に多く見られる。魚影はあまり濃くないがスズメダイ・オヤビッチャ・ソラスズメダイが浅場に群れている。大型のブダイは高確率で見られる。透明度も比較的良く、また沖の方に出さえしなければ安全な為、初心者でも安心なポイント。ただゴロタ石に海苔がついており、ツルツルすべるので足元注意です。砂地の方は今後調査予定。






 所在地
〒890−0055 鹿児島県鹿児島市上荒田町20−9

ダイビングのお申し込み、お問い合わせは

TEL/FAX  099-286-0160 もしくは
メール
aquatrip-d@po5.synapse.ne.jp






坊津から指宿方面へ向かう途中、道沿いから開聞岳を望む


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